【おすすめアイデア】秋植え球根をビオラと一緒に植えて春まで花を楽しもう
秋植え球根は種類が豊富で、どれを選ぶか迷うもの。チューリップ、スイセン、ムスカリ、ユリなど、まずは定番の種類に目を向けてみましょう。球根は種類別に、ピンク系ミックス、ユリ咲き混合など、品種名がなく店頭に並ぶことも多いので、品種にこだわらなくてもOK。『趣味の園芸』10月号では、好きな色や形、テーマを決めて、おおらかに楽しむ3つのアイデアを紹介しています。一部を抜粋してお届け。 秋に植える球根草花25種!
球根+ビオラを色で楽しむ
秋に球根だけを植えると、春の開花まで地上部に何もなくて寂しいもの。ビオラを一緒に植えると秋から春まで花を楽しめて、ビオラに水をやることで水切れも防げます。 球根は品種にこだわらずビオラの草丈とのバランスで選び、ビオラはシンプルに花色だけに注目して選べばOK。同系色の組み合わせなら、濃淡のグラデーションで奥行き感がプラスされ、反対色の組み合わせならビビッドな印象に。球根が咲くと寄せ植えの印象が一変するので、春が待ち遠しくなります。
スイセン+ビオラ 紫色と黄色のコントラストが際立つ寄せ植え。艶やかな花弁と木の芽吹きという質感が異なる黄色のグラデーションで、奥行き感を演出。 植物/コデマリ、スイセンʻ テイタ・テイト' 、ヒメリュウキンカ ʻサーモンズ・ホワイト'、紫色のビオラ
ムスカリ+ビオラ 赤紫色~紫色~白のグラデーションとレモン色を組み合わせることで、紫と黄色の反対色を柔らかい印象に。鉢を黄緑色にして、まとまり感もアップ。 植物/ムスカリ・アルメニアカム、ムスカリ 'バレリーフィニス'、紫色と淡黄色のビオラ、白のビオラ
教えてくれた人/浅岡みどり(あさおか・みどり) 恵泉女学園大学講師 恵泉女学園大学では、英語で学ぶガーデニングの授業を担当。ほかにも中・高生に向けて、園芸の魅力を伝える授業を心がけている。 ●『趣味の園芸』2024年10月号 「定番秋植え球根がもっと輝く3つのアイデア」より