子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】 子連れ、親子でアートを楽しもう!
さまざまな年齢の子供に向けた取り組みがある サントリー美術館
東京ミッドタウンにあるサントリー美術館。ここでは「美を結ぶ。美をひらく。」のミュージアムメッセージのもと、様々な年齢の子供たちが楽しめる取り組みが展開されている。 「わくわくわーくしーと」は、小中学生向けの鑑賞支援ツール。著者が特におすすめしたい点は、鑑賞用ツールが展覧会ごとに毎回制作されていること。鑑賞のための豆知識や美術館を楽しむルールが書かれた封筒型のシートと、ミッションが書かれた4種類の厚めのシートで構成。形を探したり、気に入った作品をメモし、封筒型のシートに入れて持ち帰る事ができる。 これまでの子供への取り組みの対象が小・中学生中心であったことから2020年に始まった、中学生・高校生向け「サン美美術部」はサントリー美術館が近年もっとも力を入れている活動のひとつ。来館した中学生・高校生に「サン美美術部手帳」を配布。メモを書き込んで鑑賞したり「部活動」としての特別イベントにも参加できる。来館時に受付で手帳を見せるともらえる部活動スタンプがたまると特典も。さらに特典が受けられる「登録メンバー」も募集している。 そのほか、中学生以下の親子の入館料が割引になり、予約不要のワークショップや、鑑賞支援ツールを使って対話しながら鑑賞を楽しめる「ファミリータイム」や、サントリー美術館とサントリーホールがコラボレーションした3歳から6歳対象の芸術体験「いろいろドレドレ」などイベントも盛りだくさん。取り組みは、公式ウェブサイトのほか、サントリーホールと共同で子供向け情報を発信する「サントリーアートキッズクラブ」でも掲載している。 おむつ替えスペースあり(多目的トイレ)、授乳室あり(東京ミッドタウン内)、ベビーカーレンタルあり(数に限りあり)
ShinoArata