子供と行きたいおすすめ美術館【東京編】 子連れ、親子でアートを楽しもう!
日本最大のコレクション展で好きな作品を探してみよう 東京国立近代美術館
皇居外苑北の丸公園のなかにある東京国立近代美術館。子供が少し美術館に慣れてきたらチャレンジしてみたいのが、高校生以下観覧料無料の所蔵作品展「MOMATコレクション」。日本の近現代美術の流れを紹介する国内最大規模のコレクション展示で、お気に入りの作品を探してみよう。歩き疲れたら、4階にある「眺めのよい部屋」で、お濠を見ながらゆっくり休憩を。 子供向けの鑑賞用教材が豊富であることもお伝えしたい。「みつけてビンゴ!」は子供が大人と一緒にコミュニケーションしながら美術館を楽しむことを助けてくれる鑑賞用ツール。ビンゴに描かれている「まる」「キラキラ」「あお」「いす」などの、色や形、イメージを子供と探すのが楽しい。小・中学生向けのガイドをデジタル化した「MOM@T Home こどもセルフガイド」にも、鑑賞のヒントが沢山詰まっている。 注意したいのが、最寄り駅東京メトロ竹橋駅から美術館に一番近い「1b出口」にはエレベーター等がないこと。そうとは知らずに出てしまい、通りがかった人がベビーカーを運んで助けてくれた思い出が著者にもある。ベビーカーなどでおでかけの際はお濠沿いを歩くバリアフリールートをチェックしてほしい。 おむつ替え台あり(多目的トイレ)、授乳室あり、ベビーカーレンタルあり
東京都現代美術館で地図を片手に探検する
水辺の下町エリア、清澄白河にある東京都現代美術館。展示室に入らなくても屋外彫刻などを鑑賞することができる。子供と散策する際には、1階のインフォメーションで配布されている「MOT みつける MAP」をもらおう。展示室以外のパブリックスペースの作品がイラスト入りで紹介されており、宝探し気分で美術館を回ることができる。 美術図書室の隣に併設されている「こどもとしょしつ」は、収蔵作家や展覧会に関連した子供向けの本、現代美術や展覧会に親しむきっかけとなる本を用意。奈良美智、草間彌生など、現代美術作家が描いた絵本を一緒に読むのも楽しい。レストラン「100本のスプーン」では、離乳食が無料。また、料理が届くまでの時間に塗り絵を楽しんだり、キッズスペースもある。 不定期で開催されている「ギャラリークルーズ」や「ワークショップ」も親子で楽しめる内容のものが多い。毎年開催されるTOKYO ART BOOK FAIR(2024年は11月28日~12月1日開催)においても、絵本を楽しむことができる「Kids’ Reading Room」も行われている。美術館で不定期に開催される託児サービスも見逃せない。 隣接している木場公園には、リニューアルされた「南の冒険広場」など子供が喜ぶ遊具がたくさんある。疲れてしまった時のリフレッシュにも最適だ。 おむつ替え台あり(多目的トイレ)、授乳室あり(地下1階は給湯器があり、男性も入室可能)、ベビーカーレンタルあり