ファンに憧れてもらえる自分でありたい|そわんわんのB面
好きなことを発信し、優しい言葉をかけられるように
ー発信するコンテンツのネタはどのように決めていますか? 普段は散歩しながら思いついたネタを発信しているのですが、日常の中からみんなが共感できるような内容を切り取ることが多いです。あと、例えば料理が苦手な私が何か作った時とか、ちょっとした成長があった時に「今の自分を見てほしい」と思って動画にすることもあります。 ーコンテンツのアイデアを得るためにしていることがあれば教えてください。 一人でYouTubeを運営しているので、自分から外に出ないと新しい話題がなかなか生まれないんですよね。だから、一人でどこかへ行ったり、やったことがないことをしたりしてネタを探しています。 あと、視聴者に共感してもらえる言葉を届けたいので、コメントを読んだり、本を読んだりもしています。というのも、私自身はあんまり悩むことがないんですよ。なので、その人の気持ちに寄り添いたいと思っても、うまく気持ちを汲み取れないことがあって。コメントや本を通じて、人の意見や考え方を学ぶことで、優しい言葉をかけられるように心がけています。 ー視聴者の関心やトレンドをどのように把握していますか? 視聴者が送ってきてくれるDMを参考にして、動画のテーマを決めることはあります。ただ、基本的には自分の好きなことを発信しているので、トレンドはあまり意識していないですね。自分の好きなものを発信していれば、それを好きと言ってくれる人たちが自然と集まってきてくれると思っています。
みんなで良いものを作り上げたい。コラボで大事なこと
ーコラボレーションしたいブランドや企業はありますか? 生理用品のパッケージデザインでコラボレーションをしてみたいですね。今、『anan』でフェムケアに関する連載をさせていただいている中で、生理について改めて考えてみたり、考え方が変わったりしていて。 女性にとって「生理は隠すもの」というイメージは強く、特に小中学生は話しづらいことも多いと思うんですよ。でも、かわいいデザインの生理用品があれば、「これかわいくない?」とか「こんなのあるんだよ」と、自然に人と共有したくなると思うんです。今のパッケージは、いかにも生理用品らしさが強いですが、見た目を変えることで、少しでも気持ちが前向きになれたらいいなと思っています。 ーコラボレーションを選ぶ際の基準は何ですか? まず、自分がそのブランドを好きであること、愛用していることが一番の基準です。そうでない場合でも、自分の日常に違和感なく取り入れることができるものであることが重要です。例えば、シーシャ(水たばこ)とのコラボレーションのお話があったとしても、私自身がそれを日常に取り入れられないし、見ている人たちも違和感を与えてしまうと思うので、そういったコラボはしないですね。 ー過去のコラボレーションで特に成功したと感じるプロジェクトはありますか? 全部うまくいったと思っています。自分に落とし込めて、ちゃんと商品が売れたこともそうですが、何よりコラボレーションしたブランドの方々と販売まで密にコミュニケーションを取り、意見を出し合いながらみんなで良いものを作り上げられたことが大きいですね。その過程も楽しいのと、コラボレーションだけで終わらず、付き合いが繋がっていくのが嬉しいです。いまではデザイナーさんのご家族とプライベートでも過ごすくらい、仲が続いてたりします。