ファンに憧れてもらえる自分でありたい|そわんわんのB面
うまくいかないのが当たり前。挑戦と失敗への向き合い方
ーインフルエンサー活動を始めてから、大きな挑戦だったと思うことはありますか? 特に「大きな挑戦」と思うことはないですね。やりたいことをして、やりたくないことはやらないようにしているので。ただ、ロンドンへの留学は挑戦と言えるかもしれないですけど、私の中では“好奇心”という感じで。住んでみたい、環境を変えてみたい、と思って決めたことなので、挑戦だとは考えていないです。 ーインフルエンサー活動の中で直面した失敗にはどのように向き合いましたか? 失敗やうまくいかないことはたくさんありましたが、失敗しないと何がうまくいったのか、何が良かったからそうなったのかが分からないじゃないですか。それに、私は「うまくいかないことの方が当たり前」と思っているので、失敗してもあまり気にしていないです。 ーそう考えるようになったのには、どんな背景があるのでしょうか。 小学校の頃から、自分一人だけできないことが多くて。リコーダーなんかは、一人だけずっと居残りして練習していましたね。でも、できないものは仕方ないじゃないですか。落ち込んでも意味がないので、頑張るか諦めるかの2択しかないと思うようになりました。悩んで時間を無駄にするくらいなら、きっぱり諦めるのも一つの選択肢だと思っています。
手を差し伸べたい。ファンへの思い
ー視聴者のエンゲージメントを高めるために、どんなことをしていますか? Instagramでメインアカウントとサブアカウントの2つを運用していて、サブアカウントは、私にもっと興味を持ってくれている方や、好きだと思ってくれている方がフォローしてくれています。そのサブアカウントで、DMを返したり、インスタライブをしたり、日常的にファンの子たちとの濃いコミュニケーションを取るようにしています。 もちろんエンゲージメントの数字も大切ですが、私の場合はそれを意識するというより、純粋にコミュニケーションを取りたいと思っているんです。DMを送ってくれる方は何か言いたいことがあって、返事を待っていると思うので、少しでも期待に応えたいと思っています。 また、「自分だけ」とか、「自分ははみ出しているんだ」と不安を抱えている子に対して、そうじゃないよ、と伝えたくて返信しているので、自然とコミュニケーションをとっている感じですね。 ー否定しない、自分だけじゃないと伝えたい、といった価値観はやっぱり幼少期の経験から生まれたのでしょうか? 幼少期の経験も少なからず影響はあると思いますが、それだけではないですね。例えば、目の前で自ら命を絶とうとしている人がいたら、全然知らない人でも止めようとするじゃないですか。それと同じように、悩みを抱えている人がいたら、手を差し伸べたいという思いが大きいです。