加入2季目でMLS頂点の吉田麻也主将、トロフィー掲げ「ギャラクシーに来たかいあった」
【カーソン(米カリフォルニア州)=帯津智昭】米メジャーリーグ・サッカー(MLS)は7日、シーズン王者を決めるMLSカップが米カリフォルニア州カーソンで行われ、元日本代表DFの吉田麻也と山根視来がフル出場したロサンゼルス・ギャラクシー(西地区)が、ニューヨーク・レッドブルズ(東地区)を2―1(前半2―1)で破り、2014年以来10年ぶりとなる史上最多6度目の制覇を果たした。 【写真】ギャラクシー入団の記者会見でユニホームを着て笑顔の吉田麻也(2023年8月8日)
ギャラクシーは序盤、FW陣が立て続けにゴールを決めた。28分に1点を返されたが、加入2季目で主将を務めた吉田と移籍1季目の山根らが最後まで体を張ってリードを守り抜いた。優勝セレモニーでトロフィーを掲げた吉田は、「このためにギャラクシーに来た。来たかいがあった。シーズンを通して、いい時も悪い時もあったけど、みんなで一丸となって戦えた」と誇らしげに語った。