「HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PC」レビュー、14インチ有機ELパネル搭載2in1の最新Copilot+ PC
ディスプレイは約14インチ、2880×1800ピクセルと高解像度の有機ELで、色域もDCI-P3 100%カバーを謳い輝度も最大で400nitと明るく、タッチ操作や専用スタイラスでのペン操作に対応しています。リフレッシュレートは48Hzから最大120Hz、テュフ・ラインランドのEyesafe認証も取得しハードウェアレベルでブルーライトカットを行い長時間使用でも目が疲れづらくなっています。 外部接続端子は本体左側にUSB Type-C(最大10Gbps)と3.5mmのステレオイヤホン・マイクジャック、右側にThunderbolt 4(40Gbps)が2つ備わっています。また左右のUSB Type-C・Thunderbolt 4ポートは1つずつ、ヒンジ側の角に斜めに配置されているため、隣あったポートと物理的に干渉しづらくなっています。ワイヤレス機能はWi-Fi7、Bluetooth 5.4に対応しています。 ボディカラーは「イクリプスグレー」のみ。本体サイズは約313×216×14.9mm、重量は約1.34kgです。 キーボードは日本語配列で、明るさを二段階に調整できる白色バックライトも搭載しています。トラックパッドは物理的に押し込めるボタンではなく、感圧式・触覚フィードバックのあるハプティックトラックパッドです。 同梱されるACアダプタは出力が最大65W、出力端子はUSB Type-Cでケーブル部分は一体型です。
■HP OmniBook Ultra Flip 14 AI PCの使用感をチェック 続いてHP OmniBook Ultra Flip 14 AI PCをチェックしていきます。仕様の通りHP OmniBook Ultra Flip 14 AI PCは2in1 PCとしては高性能で、PCの起動やアプリケーションの立ち上げも速く動作へのストレスはありません。 キーボードもキーピッチが約19mmと広く、ノートPCに多い「エンターキー周辺のキーが小さくなったり、無理矢理名配列になっている」ということもないため、テキスト入力も快適に行うことができます。 唯一気になる点があるとすれば本来「Deleteキー」のある場所に指紋認証センサーを兼ねる電源ボタンが配置されてるため、慣れるまではうっかり押してしまいスリープに入ってしまうことがありました。キー配置にどうしても慣れない場合は設定から、電源ボタン押下でスリープに入らないように変更するとよさそうです。