【阪神】大竹耕太郎、師匠和田毅のスパルタ指導歓迎「和田さんと同じ年齢くらいまでできるよう」
阪神大竹耕太郎投手(29)が和田イズムを継承し、「虎のレジェンド左腕」を目指す。 ソフトバンク時代から師匠と仰ぐソフトバンク和田が5日に現役引退を発表。「びっくりしました」と寂しさを募らせた。大竹が22年1月から参加している自主トレ「和田塾」。今オフまでは和田自身も参加予定で「もうトレーニングしないから、鬼になって教えるって和田さんがグループLINEでおっしゃってました」と、師匠のスパルタ指導を歓迎した。 その後は“リーダー”として和田塾を継承していく。来オフ以降は同じ早大卒のロッテ小島らと継続させていく予定。「和田さんが再来年以降いなくなって、どうなるかわかんないですけど、小島とかと一緒にやることは変えずに続けていけたらと思っています」。 今季は24試合に登板し、11勝。自身初の2年連続2桁勝利を挙げた。「足りない部分とか伸びしろみたいなものの基準が上がってきているかなと思う」。来季で30歳を迎える左腕は成長を止めることなく、すでに来季へと動き始めている。11月に入り、朝6時半からジムに通い、トレーニングを行う生活をスタート。体の使い方など土台をしっかりと固めている。 来季以降も活躍を続けた先に見据えるのは師匠の背中だ。「和田さんと同じ年齢(43歳)くらいまでできるようにとは思っています」。偉大な先輩へのリスペクトを胸に、来季も腕を振り続けるつもりだ。【山崎健太】