【広島】松山竜平、田中広輔2選手と契約更改「どう感じてやるか」鈴木球団本部長は奮起求める
広島が22日、ベテラン2選手と契約を更改した。チーム最年長の松山竜平外野手(39)、田中広輔内野手(35)の2選手と、それぞれマツダスタジアム内の球団事務所で契約交渉を行い、いずれも減額制限を超える大減俸での契約更改となった。 【一覧】契約更改状況 松山は今季年俸6500万円から約45%ダウンの3500万円で更改。今季、主に代打としてシーズン序盤までは勝負強さを発揮するも、シーズン中盤以降は当たりが止まった。シーズン終盤には2度の2軍降格を味わい、そのままシーズンを終えた。11年以降では初めて2割を下回る、打率1割7分8厘に終わった。 田中は、今季年俸5000万円から40%減の3000万円で更改した。今季も主に代打や守備固めの役割を担ったが、打率1割5分6厘、2本塁打、7打点に終わった。特に7月以降はわずか1安打にとどまった。 2選手について、鈴木球団本部長は「戦力として見ている。契約するということは(そういうこと)。彼らがどう感じてやるか。来年の取り組みを含めて。この数年良くないけど、頑張ってほしい」と奮起を期待した。(金額は推定)