大阪府・吉村知事が定例会見10月27日(全文2)現状維持か微増だろうと思う
感染者数が増えつつあるようだが、現状認識は?
産経新聞:産経新聞の佐藤です。新型コロナウイルス感染者についてなんですけれども、この間、ここ先週末から今週にかけまして少しずつ、ちょっと感染者、1日当たりの感染者の数が増えていると思うんですけれども、増えつつあるのかなと思うんですけれども、それに対しての、まず現状の認識をお願いします。 吉村:まず全国的にも、専門家会議でも言われていますが、現状維持か微増かという、ちょっと微増の環境にあるというようなことは確か国の専門家会議でも言われていたと思いますが、大阪も少しその状況にあるのかなとは思っています。ただ、右肩上がりの状況には今なっていませんので、今の段階では。なので少しここは注視をしていきたいというふうに思います。これから1週間、2週間の感染者の数字、推移、これを注視していきたいと思います。マスクであったり手洗いであったり、基本的な感染症対策を府民の皆さんにはぜひお願いしたいと思います。
無事に投票を終えるため呼び掛けたいことは
産経新聞:すいません。ちょっと言及もありましたけれども、住民投票を今、大阪市内では、活動がなされていて、これ、感染者の今の状況を見ると急にその活動が止まったりとかいうことは実際にはないと思うんですが、無事に投票を終えるためにあらためて呼び掛けること、すいません、ちょっとさっきも言及ありましたけれども、お願いします。 吉村:現状で感染者数が急増というか、右肩上がりになっている状況とは、今は判断していないです。現状維持か微増かというところだろうと思っています。ただ、この1週間、2週間は、この推移を見る必要があるというふうに判断をしています。 ですので、これはいつ増加するか分からないというのが現状だと思います。ですので、ただ、社会経済活動を動かしていくというのもやっぱり大事なことです。なので社会経済活動を動かしながら、この感染症対策をやるためにも、府民の皆さんにおかれましてはマスクであったり、手洗い、うがい、そういったことをぜひ励行していただきたいと思います。それからソーシャルディスタンス。できればそこを励行していただいながら、かつ、それで社会経済活動を動かしていく。この両立をぜひ実現できるようにしてまいりたいというふうに思います。 司会:次のご質問をお願いいたします。はい。