もしかして2025年って、「ゲーム機が変わる年」ですか?
2024年はゲーム機関連でさまざまな発表があり、うわさも多く流れたのが印象的でした。今になって振り返って見たら、おもしろかった。来年、Switch 2以外にも“何かある”んじゃって印象を受けました。 【全画像をみる】もしかして2025年って、「ゲーム機が変わる年」ですか? この記事では2024年のゲーム機関連の話題を振り返りつつ、「ゲームの世界で大きな変化が起こる日」が近い説を唱えてみようかと思います。
Switch 2がくるけど…ソニーもなんか作ってたりする?
今年いちばん大きなゲーム関連の話題というと、任天堂が「今期中にSwitchの後継機を発表するよ」とアナウンスしたことが挙げられるでしょう。 年末にかけて呼応するように次から次へとうわさが流れ、「Switch 2はこんな感じかも」というものまで。発表時期についても2025年1月では、といった見解が出ています。 Switch 2については耳にした方も多いかと思いますが、実はゲーム関連のあれこれはSwitch 2だけに留まらないんです。 特に気になったのが、ソニーが携帯ゲーム機に向かうような方向性を見せたこと。PlayStation Portalというデバイスで「PS5のゲームを“PS5なし”でプレイできる機能」のβテストを開始したのです。その後、「ソニーは新しい携帯ゲーム機(PS5のゲームがいつでもどこでも遊べる、PS Portalとは別のゲーム機)を作っているかも」というウワサまでも流れました。 実現するならPS5とSwitch 2で直接対決という構図になりませんか。
任天堂が“唯一無二”になりつつある。「一家に一台」をまだやれる
昨今のゲームに思いを巡らせてみてまず思うのが、「Switchって任天堂の独自タイトルがヤバいくらいおもろいよな…」ということ。 任天堂はゲーム機メーカーであるとともに、『マリオ』『ゼルダの伝説』『ポケモン』など、自力で強力なシリーズを複数展開しています。「ゼルダを遊ぶため」「ポケモンを遊ぶため」でSwitchを買った人もいるんじゃないでしょうか。 サードパーティのAAAタイトルに依存せずとも任天堂は戦える。Switch 2がどんな感じであれ、そこは変わらなそう。それくらい、ゲームそのものがおもしろい。 ゲーム機メーカーとしても一流です。今や当たり前すぎて言及されることもありませんが、Nintendo Switchは携帯機でありながら据え置き機にもなれるハイブリッドゲーム機。 ひとりで手で持って遊べるのは当然として、テレビにつないで大画面でも楽しめます。1台でみんなで一緒にも遊ぶことも可能。旅先のホテルにあるテレビを使って家族全員で盛り上がったりもできるという。ファミリー層・ライトゲーマー層も巻き込む力がとにかく強いデザインになっています。 任天堂はWiiリモコンの時代から、いやそもそもファミコンを出したときには既に、先駆的で斬新なアプローチを続けてきたメーカーですが、ほかのゲーム機との差別化はSwitchにおいて完全に達成された感があります。