「人生の余白」をつくる心の大掃除!目標を叶えるため、手放すべきものは?
視点2:モノを手放す
心が「ドキドキ・ゾワゾワ」するほどのモノを手放すと、大きな余白ができます。 すぐ決断できるくらいの簡単なモノを手放しても、現状は大きく変わりません。心が「ドキドキ・ゾワゾワ」するのは変化のサインとポジティブに受け止め、決断していきましょう。 ■時間泥棒の原因を手放す 先ほどはテレビを見る時間を手放すという「コト」で考えましたが、テレビそのものをなくすという方法もあります。 結局テレビがそこにあるから、電源を入れてダラダラ時間を過ごしてしまうのです。テレビという「モノ」を手放せば、テレビを見ないことを、意志力に頼らなくても実行できます。 スマホでYouTubeなどの動画をダラダラと見続けてしまう人は、スマホの中にある時間泥棒になるアプリを思い切って削除してみてはいかがでしょうか。 どうしても抵抗のある人は、アプリをスマホの中の起動させにくい不便な場所や、すぐ目に入らないところに移動させるのもいいでしょう。 ■ミニマリストをお手本にする ミニマリストと呼ばれる人たちは、モノをたくさん手放して自分にとって本当に必要なモノ、好きなモノだけで暮らしています。 モノを減らすことによって、選択するための時間を手放すと、思考の余白が生まれます。例えば、自分の着る服がいつも決まっていれば、朝、着る服に悩む時間はなくなり、その分ほかのことを考えられます。
視点3:ココロを手放す
ココロを手放すとは、自分を縛っている余計な「思い込み」「決めつけ」「承認欲求」「見栄」「一般常識」などの「have to」を手放していくイメージです。 これらを捨て、TO BE思考100%で生きていけると、人生の充実感が増していきます。 ■思い込みを手放す ・間違えちゃいけない 「間違えてはいけない」と心を縛ってしまうと、行動ができなかったり、はじめの一歩が踏み出せなかったりします。 もし、あなたが正しい答えを出せなかったとしても、問題はありません。 それは失敗ではなく「経験値」として資産になります。その経験を生かして、ありたい自分・なりたい自分へ近づいていけるのです。 また、間違いを恐れる心の裏には「人から〇〇に見られたらどうしよう、恥ずかしい」のような、他人軸の目線が入っていることも多いです。 あなたが本当にありたい自分・なりたい自分へ向かってまっすぐに生きていたら、他人の評価は関係なくなります。気にしなくても大丈夫なはずです。 ・休んだら取り残される 仕事が好きで休みのいらない人もいるかもしれませんが、「休んではいけない」と思い込んでいるのなら、あまりいい状態とは言えません。 有給休暇が使いにくい環境の人もいると思いますが、周りには配慮しつつ、あなたの人生に大切なことに目を向けてみてください。 「休んだらいけないと思っていたけれど、休んだら心が穏やかになった」「自分のペースがつかめた」という人はたくさんいます。あなたもきちんとお休みをとってくださいね。 ■決めつけを手放す ・私には強みなんてない 周りが「強みはある」と言っても、なぜか必死で認めない人もいます。そして周りの人を見て「自分には足りない......」「何もない」と感じてしまうのです。 しかしほとんどの場合、自分の過去の経験や自分でも意識せずにやっていることの中に強みはあります。 過去に褒められた物事を思い出したり、周りの人に自分の強みを聞いたりして、自分の内側を深掘りしていくと気付くことがあるはずです。 ・ネガティブになってはいけない 悲しい、不安、つらい、イライラする、といったネガティブな感情には、自分を知るヒントが隠されています。 例えば、仕事ぶりを人と比べて落ち込むのは、「もっと上達したい」という向上心の表れかもしれません。 もしくは「すべての仕事を完璧にこなさないと認められない」というhave toが強いのかもしれません。 すべての感情には意味があります。自分をより深く知るいい機会だと思って、その時々の気持ちの奥にある、自分の本心や思い込みに目を向けてみましょう。 ・もういい年だから 多くの人は年を重ねるごとに、チャレンジをしなくなります。よくも悪くも経験を重ねることで、過去の出来事から結果を想像し、「自分の限界はここまで」とラインを引いてしまうことが少なくないのです。 でも、いつも生き生きとしている人は年齢に関係なくいろいろなことに取り組み、変化に柔軟なスタンスの人が多いものです。 「もういい年だから」を手放すと、人生の可能性が広がるのではないでしょうか。