【追跡】“日本式醤油”をインドへ!母国に“醤油作り”広めるインド人女性と日本の醤油メーカーが奮闘「将来的には他国にも輸出目指す」
「来年には工場運用」今後の展望は?
完成お披露目パーティーの後、飯田社長に話を聞くと、「今回の実証実験を踏まえて、今後は工場の場所を検討し、仕込みを進めて、来年には醤油工場の運用を開始したい」と意気込んでいた。 「ちば醤油」は、インドでの日本式醤油の製造は、成長が期待できるマーケットと考え、インドのパートナー企業と共に2030年までにインドに複数の工場を建設し、将来的にはインドで生産した醤油を他国にも輸出することを目指しているという。 また、アバンティカさんも「現地に工場を作り、自身の店で提供するだけでなく、インド各地に日本式醤油を広めていきたい」と同じ夢を描いているという。 飯田社長は、「日本国内では醤油産業はオールドインダストリーだが、インドにとっては新しい発酵産業になりインド経済に貢献できる新産業になると確信している」と話す。 日本式醤油が、さらに多くの国で楽しまれる日が、もう間近に迫っているかもしれない。 【取材・執筆:フジテレビニュース制作部 原崎はるか】
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