大阪市・松井市長が定例会見6月10日(全文2)別に酒が悪いわけじゃないんだから
城見ホールでファイザー社製を使う狙いや意義は
毎日放送:MBSです。城見ホールの接種についてなんですが、ワクチンがファイザー社製ということで、ほかの市独自の大規模接種会場であったりですとモデルナ社製のワクチンを使われていたと思いますが、今回この城見ホールでファイザー社製を使う狙いや意義などは何かありますでしょうか。 松井:これは市内中心部ということで、区接種会場と連携をしながら柔軟な運用ができるようにということでファイザー製といたしました。 司会:次の質問をお受けします。NHKさん。
緊急事態宣言の扱いをどう考えているのか
NHK:NHKの西澤です。ちょっとワクチンの話と離れるんですけれども、今の感染状況を踏まえた上で緊急事態宣言の扱いについてどのように市長は考えていらっしゃるのか教えていただいてもよろしいでしょうか。 松井:いや、これはもう僕に限らず全ての人が、もう再延長だけは勘弁してくれと思ってるでしょう。僕もそう思ってるし。できれば少しでも早くやっぱり制約のある生活から脱出したいという、皆さんがそういう思いだと思います。今の状況でいくと新規感染者数、それから病床の運用状況、ステージ3というところ、国で言うステージ3のそういう枠に入ってきてますし、ワクチンの接種も広がっていっておりますから、まったく、コロナ前の全て自由な社会活動というのは、これはまだ厳しいと思いますけども、もう来週辺りにはやはり解除ということの議論を、これはやっぱり権限は知事ですし、大阪府のやっぱりそういう対策会議の中で話し合われるんだろうなと思います。 NHK:すいません、最終的には国が判断することですけれども、まん延防止等措置を取るべきだとか、あとは飲食店に対して今は酒類とかを基本的に提供しないように求めてますけれども、その辺り、時短要請した上で酒類の提供を認めるとか、具体的な措置について必要だとお考えになっていることがあれば教えてください。 松井:それは緊急事態が明けるわけですから、解除されれば緊急事態宣言前のそういう活動は、商売される方は当然そうだというふうに望まれていると思います。だってお酒が悪いんじゃなくてね。別に酒が悪いわけじゃないんだから。お酒を飲むことでやっぱり飛沫感染が広がるという。それは、それが広がることで医療の現場が逼迫すると。医療従事者の負担が、これはもう耐えれないぐらい大きなものになっているということで緊急事態やるわけですから。ある一定、感染者、陽性者が出ても、ある一定、社会のそういう医療の体制の中で支えていける、そういう状況であれば、やはり僕は、お酒もそうだし、営業時間についても緩和するべきだと思います。