単身赴任中だけど、自炊をして食費を「3万円」に抑えたい! 妻に「冷凍野菜のほうがコスパがいい」と言われましたが、栄養が少ないのではないでしょうか…?
冷凍野菜を使用することのメリット
今回のケースのように、単身赴任で一人暮らしをしている人にとって、冷凍野菜の利用には次のようなメリットがあります。 ■調理が簡単で時短になる 冷凍野菜は加工の段階で食べられない部分を取り除き、そのまま使える形や大きさにした野菜を冷凍しています。家で調理するときに包丁を使う必要がなく、洗い物も少なくできるので、時短調理につながります。 ■食品ロスを減らせる 使いたい分だけ取り出して、残りは冷凍庫にしまっておけるので、野菜を腐らせてしまう心配がありません。最後まで使い切ることができ、食品ロスを出すこともなく経済的です。 ■価格や品質が安定している 冷凍野菜は旬の時期に収穫し、産地近くで加工されるのが一般的です。そのため、価格や品質が年間を通して安定しており、特に生鮮野菜が高騰したときに冷凍野菜は家計の助けになります。 料理に時間がかけられなかったり、生野菜を買ってきても使いきれずに捨ててしまっていたりするのであれば、冷凍野菜を使うメリットがあると言えるでしょう。
冷凍食品のメリット・デメリットを理解して利用を検討しよう
栄養面では、特に水溶性の栄養素について、生野菜のほうが優れていることが分かりました。一方で、コストの面では冷凍のほうが安い野菜もあることに加え、時短調理や必要な分だけ利用できることによる食品ロス削減など、冷凍野菜の利用にはメリットがあります。 単身赴任中は料理の時間をゆっくり取れない場合も多いと思いますので、これらのメリットも考慮して、冷凍野菜の利用を検討してみましょう。 出典 一般社団法人 日本冷凍食品協会 品目別国内生産量・金額 文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年 総務省統計局 小売物価統計調査 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部