夫の転勤で転校が決まった中3の娘。節約のため転校先の制服は買わない予定ですが、卒業も近いですし問題ないですよね?
親の転勤や学校生活でのトラブルなど、さまざまな理由によって転校することになった場合に考えなくてはならないのが、制服です。転校のタイミングによっては、転校先の学校で過ごす期間が短いケースがあります。 このような場合、転校先の学校の制服を新たに買うべきか悩む方もいるのではないでしょうか。 本記事では、転校による制服の買い替えの必要性について解説します。また、学校ごとの制服規定や中古制服の活用方法も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。 ▼「大学無償化制度」の対象者とは? 年収要件や注意点を解説
学校指定の制服購入について
制服が学校指定の場合には、入学前の採寸で購入するか、学校が指定する販売店で購入することがほとんどです。転校による制服購入であれば、転校手続き時に採寸の日程や指定販売店を教えてもらうことになると考えられます。 販売店によっては、インターネットでの販売を行っているケースもあり、事前に調べておくことで転校前に制服が入手できます。事前に採寸したもののサイズが合わない場合には、袖や着丈などを伸ばす機能がついている制服もあるため安心です。 ただし、メーカーによって使用されている生地や機能が異なり、丸洗い可能や軽量設計などの特徴があるため、実際に見て購入することをおすすめします。
転校したら制服の買い替えは強制?
中学3年生で転校した場合、1年ほどで卒業してしまうため、新しい制服がもったいないと感じる方も多いのではないでしょうか。 結論からいうと、制服の取り扱いに関しては、学校によって考え方が異なるといえるでしょう。そのため、転校予定の学校に確認をとるのが安心です。
公立中校では「標準服」がほとんど
公立・私立のどちらでも「制服」と呼んでいることがほとんどですが、公立での正式な呼び方は「標準服」となっています。 「標準服」とは、「学校で着用することが望ましいとされる服装」であり、強制力の強い「制服」とは異なり、常時着用の義務はないとされています。「制服」か「標準服」かの決定に関しては、各学校の判断に委ねられており、多くの公立では「標準服」となっているのです。 そのためあくまで推奨される服装であり、学校推奨の色・形はあるものの、指定販売店で購入しなくてもよいケースもあるようです。