「わろてはる」死力を尽くした力士に“珍事”発生 土俵下の微笑ましい姿にファン注目「ヘトヘトじゃんw」「こういうことあるんだ」
<大相撲九月場所>◇四日目◇11日◇東京・両国国技館 同体取り直しの一番で2分以上の熱戦を繰り広げた末、再び取り直しとなる“珍事”が発生。予想外の事態を受け力士が疲れ果てた表情と笑顔を見せる。その一方で、ファンは「ヘトヘトじゃんw」「こういうことあるんだ」と盛り上がった。 【映像】一体何が起きた? 土俵下で笑う力士 三段目四十五枚目・木瀬の海(木瀬)と三段目四十五枚目・隆志(阿武松)の一番での出来事。隆志が2回続けてつっかけてから立ち合い成立すると、前に出る隆志が果敢に攻めて優勢に。土俵際、そのまま隆志が寄り切ったかに見えたが、木瀬の海も粘っており、際どい決着となった。 軍配は隆志に上がったものの物言いがつき、協議の結果、隆志のつま先が出るのと木瀬の海の体がなくなるのが同時と見て取り直しとなった。 取り直しの一番では、立ち合い突っ張ってから左四つに組んだ両者。そのまま両まわしを掴んでがっぷり四つに組むと、土俵中央で組み合ったままの攻防を繰り広げていった。ややこう着気味で「ハアハア」と両力士の息が荒くなり、客席からは繰り返し拍手が沸き起こった。 そのまま2分ほど経過する長い戦いとなった。最後は隆志と木瀬の海が同時に投げを打ち、もつれながら土俵下へと落下。軍配は今度は木瀬の海に上がったものの、際どい決着に再び物言いがつくこととなった。 2分越えの熱戦の末の物言いに、両力士は肩で息をしながら疲労困憊の表情で審判団の協議の行方を見守った。その姿に視聴者からは「しんどいw」「いやいや、きついやろ~」「気力と胆力が試されている」「頑張れー!」「疲れ果ててる顔w」「わろてはる」「ヘトヘトじゃんw」「こういうことあるんだ」とコメントが相次いで寄せられた。 物言い協議の結果、木瀬の海のつま先が出るのと隆志のかかとが出るのが同時と見て再び取り直しとなった。まさかの3度目となった取組では、隆志が立ち合いから一気に前に出て速攻の攻めを展開。寄り切って文句なしの勝利を手にした。勝った隆志は1勝目、敗れた木瀬の海は2敗目を喫した。 (ABEMA/大相撲チャンネル)
ABEMA TIMES編集部