【花粉症対策に】アレルギーを抑える部屋づくりのコツ(専門家が監修)
布団には防ダニのカバーなどを利用する
寝具のダニを減らすには、布団の中にダニが侵入することを防ぐ高密度生地のカバーを使うことも手。
ベッドの両脇に空気の通り道を作る
ベッドは、できるだけ壁につけないように配置して、空気の通り道を作るように。通気性がよくなることで、花粉やダニ、埃などのアレルゲンが溜まることや、カビの繁殖防止につながる。掃除がしやすいところもポイント。
床にはできるだけ物を置かない
リビングの項で触れた通り、ダニや花粉などのアレルゲンは低いところに溜まりやすい。特に寝室は寝具があることでダニが増えやすいため、すみかになりやすいものは置かないように。どうしても置きたいなら洗えるものに替えよう。
布製のぬいぐるみなどは置かない
ダニやカビが繁殖しやすいぬいぐるみは避け、樹脂やプラスチックなど、布以外の素材を使ったインテリアアイテムを飾ろう。
クローゼットはできるだけ換気を
衣類などの繊維には、生きたダニ、その死骸やフンなどがつきやすい。また、今の時期は外出先でついた花粉がクローゼットの中に入ってくる可能性も高いので、こまめに換気をして、アレルゲンが溜まらないようにすること。
取材・文/重信 綾(初出『Tarzan』No.875・2024年3月7日発売)