青空に映える奈良の桜 佐保川に多くの市民らが花見
28日の近畿地方は朝から晴れ間が広がった。奈良市中心部を流れる佐保川では桜が見ごろを迎えており、多くの見物人でにぎわっていた。
奈良地方気象台は27日に、桜の満開を発表。平年より8日早く、昨年に比べ4日早かったという。佐保川は、奈良市内の中央を南北に貫く川で、約5キロにわたって桜並木が広がっており、この時期になると、毎年多くの人でにぎわいをみせている。
奈良市から来たという女性(83)は「去年までは新型コロナウイルスの感染防止で外出しにくかったけど、今年はやっとゆっくりみられるわ」などと話していた。