宇宙飛行士・油井亀美也さんのトークイベント(全文4/完・質疑応答)
油井飛行士と井田さんの今後の目標は?
樋江井:皆さんも聞きたいことがあったと思うんですけれども、また次の機会でいろんなところで油井飛行士に質問をしてみてください。では、ここで油井飛行士と井田さんに今後の目標について、お伺いしたいと思います。まず井田さん、今後の目標、ありますか。 井田:はい。今後の目標は、今、きぼう日本実験棟でもう日本で唯一、有人施設っていのを管制する経験を今、させてもらってるので、そこでいろんな教訓を学んでます。そういう経験を生かして、将来、私個人的ですけど、火星とか月とか行く宇宙船の開発に携わって、そういうのに今得ている経験を生かしていきたい。よりいい宇宙船っていうのを造っていきたい。はい、目標です。 樋江井:まだまだISSを良くしてくれるんですね。 井田:はい。 油井:井田さん、適任ですよ。ぜひ、よろしくお願いします。 樋江井:もうここで言ってしまったんで、お願いしますね。 井田:はい(笑)。 樋江井:ありがとうございます。油井さんのほうはどうでしょう。 油井:そうですね。私は2009年に3人ですね、新しい宇宙飛行士が選ばれて、新世代の宇宙飛行士って言われてるんですけれども、その新世代の宇宙飛行士、次は大西さん、今年ですし、来年は金井さんが宇宙に行きますので、そのサポートをしっかりして、私は1つ、いったん夢を叶えましたから、その2人も一緒に夢を叶えられるように、しっかりと頑張りたいと思いますね。そこでやっぱり2人が成功すると、やっぱり日本の宇宙飛行士、あるいは日本の宇宙開発の信頼度が増して、さらにほかの国から信頼される国になれるので、そういうのが大きな夢ですね。 樋江井:ありがとうございます。で、ここで残念ながら、お2人とお別れの時間になってしまいました。 油井:すいません。もう本当、早いですよね。 井田:早いですね。あっという間です。 樋江井:早いですよ。もっとやりたかったですね。 油井:そうですよね。これ、たぶん10時間ぐらい必要なんじゃないですか(笑)。 井田:(笑)。 樋江井:今、10時間っていう言葉、僕も思い浮かんでましたね。すごい10時間ぐらい。 油井:はい。疲れちゃうかな。こんなことしてね。 樋江井:じゃあ、次来るときは10時間、お願いしますね。お付き合いください。 油井:私はもう元気ですから、いつでも大丈夫ですよ。 樋江井:いつでも大丈夫ですか。お忙しいですよね。 油井:そうですね。でも、大丈夫です、大丈夫です。皆さんのためなら時間をつくってでも。 樋江井:はい。今日はいったんお別れというところで、今からお2人には退場していただきます。 油井:そうですね。あれですよ。東京でのイベント、まだ空きがあるみたいですから、東京ドームシティホール。 樋江井:そうなんですか。 油井:これで1回で終わりじゃなくて、さらに応募していただくっていうのもありかもしれませんね。 樋江井:皆さん、今すぐ応募ですよ。ちゃんとしてくださいね。というところで、油井さん、井田さんにもう一度大きな拍手をお願いします。 油井:どうも本日はありがとうございました。 樋江井:ありがとうございました。 油井:お忙しいところ、夜遅く。 樋江井:それでは、あちらより、ご退場をお願いします。 油井:どうもありがとうございました。失礼します。 樋江井:ありがとうございました。 油井:皆さん、さようなら。 樋江井:ありがとうございました。まだまだ聞きたいこと、たくさんありました? ね、申し訳ございません。でも、このイベントでは、皆さんと宇宙との関わりをちょっとでも考えていただけたらなと思って企画しております。で、今まで油井飛行士と井田さんの話を聞いてると、別に宇宙との関わりっていろんな関わりがあるので、皆さんがこれから宇宙との関わり、全然関わっていける可能性ありますよね。今日は、そんな1つ、宇宙との関わりを考えるきっかけになればいいと思って、私たちは企画をしました。90分間にわたってお送りしてきました、この「みんなでひらく宇宙のとびら 油井飛行士から未来のきみへ」を、これにて終わりたいと思います。皆さま、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。 と、終わったかのように見せてますけど、まだイベントあります。なんと、今から油井飛行士と井田さんとみんなで写真撮影を撮ろうと思います。テンション、上がんないんですか。そうそう、それが欲しかったんです。ただ、ちょっと残念ながら未来のきみへ、新世代に関わる人たちと一緒に写りたいので、残念ながら全員じゃないんですよ。なので、自己宣告でいいです。小学校以上高校生まで。(完)