夏開催となった九州選抜高校駅伝 九州学院が中盤以降独走して2時間9分24秒で制す
第29回九重町長杯九州選抜高校駅伝は8月25日、大分県九重町の「千町無田」新周回コース(男子7区間42.195km)で行われ、九州学院(熊本)が2時間9分24秒で優勝した。 九州選抜高校駅伝の上位成績と区間賞をチェック! この大会は高校駅伝の前哨戦として、これまでは9月下旬から10月上旬の開催だったが、「夏季強化時期の仕上げ」などを目的として、1ヵ月前倒しして実施された。前回はコースにハチの巣が発見され、「選手の安全を第一に考えて」中止となっており、2年ぶりに行われた。 レースは九州学院の1区・岩﨑桜太郎(3年)が2位に11秒差つけて区間賞発進。2区で後続と4秒差まで詰められたが、3区の門間蒼大(2年)、4区の椙山一颯(3年)が連続区間賞でリードを1分25秒と拡大した。その後も安定した走りでトップを守り、終わってみれば全中継所首位通過で、2位に1分50秒差をつけてフィニッシュ。16年の第21回大会以来の優勝を果たした。 2位は2時間11分14秒で小林(宮崎)。3位は2時間11分30秒で宮崎日大(宮崎)が入った。
月陸編集部