近畿地方は10日ごろにかけ大雨のおそれ 大阪管区気象台が台風6号に関する説明会
大阪管区気象台は7日午後、台風第6号に関する説明会を行い「近畿地方では10日ごろにかけ、大気の状態が不安定となり、大雨となるおそれがある」と警戒を呼びかけた。 【動画】近畿地方は10日ごろにかけ大雨のおそれ 大阪管区気象台が台風6号に関する説明会(2023年8月7日)
同説明会によると、台風6号は9日以降は九州の西を進むが、近畿地方では9日から10日ごろにかけ、淡路島南部で警報級の高波となるおそれがあるという。 同気象台気象防災部予報課の海老政徳主任予報官は「10日ごろにかけて近畿地方は大気の状態が不安定となり、大雨となるおそれがあります。特に近畿南部を中心に南から湿った空気が流れ込むため、台風から離れていても断続的に雨が降り、総雨量が多くなるため、土砂災害の危険度が高まるおそれがある」と説明した。
また、海老予報官は「台風が近くにないということで油断しないようにしていただきたい。台風の動きが遅いので台風の影響が長引く可能性があります。市町村からの避難に関する情報についても留意の方をしていただいて台風に備えていただきたい」と注意を呼びかけていた。