台風6号が沖縄、奄美地方に再接近へ 6日以降は西日本から東日本に影響も
台風6号が沖縄、奄美地方に最接近へ 6日以降は西日本から東日本に影響も
気象庁と国交省は4日午後、共同で報道陣の取材に応え、台風6号の今後の見通しについて説明した。台風6号はこれから東へ進み、5日~6日には沖縄地方や奄美地方に再び接近し、影響が長引く見込みだという。 【動画】台風6号、沖縄・奄美地方へ再び接近へ 気象庁と国交省が警戒呼びかけ(2023年8月4日)
共同取材の説明によると、沖縄地方や奄美地方を中心に、6日にかけ暴風や高波、高潮に厳重に警戒、沖縄地方や奄美地方では台風の影響が長引く見込みだという。 また、台風はその後、進路を次第に北へ変えて進むため、西日本から東日本でも6日以降は次第に台風の影響が強まるとしている。
気象庁関係者は「まだ台風の進路が具体的に定まってきていないところから詳細な部分はわからないが、今回の台風は動きが非常に遅いこと、強い勢力を保ったまま接近すること、その結果、台風が接近する地方においては、風、波、高潮、大雨、こういったものの影響が長く続く恐れがあります」と説明した。
また「雨が長引くということでは総降水量が長くなる恐れがあります。段階的に発表する気象情報や警報、注意王に十分留意いただいて事前の備え、早めの対応をお願いします」と注意を呼びかけた。
このほか、現在、台風から離れている地域についても、湿った南風が長期間流れ込み、大雨となる地域が出てくる恐れがあるという。気象庁関係者は「そうした地域におきましても気象台から発表する各種の情報には十分留意をいただきたいと思います」と呼びかけていた。