なにわの夜空に鮮やかな大輪 淀川花火に見物客から大歓声も
なにわの夜空に鮮やかな大輪 淀川花火に見物客から大歓声も
大阪の夏の風物詩として知られる「なにわ淀川花火大会」が5日夜、大阪市の淀川河川敷で行われ、夜空に鮮やかな大輪を咲かせ、訪れた見物客らを楽しませた。 【動画】梅田のビル群を背景に色鮮やかな大輪 なにわ淀川花火大会
新型コロナウイルスの影響で昨年3年ぶりに開催された同大会は今年で35回目の開催。地元の商店街などのボランティアが中心となり、企業や住民らから寄付を募って運営されている。 会場を生かした水中花火や音楽とともに打ち上げられる花火は大会の名物となっており、地元のテレビ局でも生中継されるなどし、大阪の夏の風物詩として知られている。
会場周辺では午後には浴衣に身をまとった花火の見物客が会場へ向かい、最寄り駅も混雑するなど、多くの人が訪れていた。
淀川区から来た20代の女性は「きょうは浴衣を着て楽しみにきました。今年は思い切り楽しめた感があって、淀川花火をみられてめっちゃうれしいです」と笑顔で話していた。
また、大阪市東成区から来たという40代の女性は「最後の連続花火が忘れられない。こんな花火を大阪市内で見られるのは、大阪市民として誇りに思います」などと笑顔で話していた。