春待ちガーデニングの主役候補6選<日陰の庭(シェードガーデン)でも元気に育つ>キュートで鮮やかな植物
真冬は植物が育ちにくく、お庭も寂しくなりがち。でも美しい花を咲かせる植物は結構多いのです。 【写真】スノードロップ、ユキワリソウ、クリスマスローズなど「日陰の庭でも育てやすい植物」 日陰や北向きの日が当たりにくい「シェードガーデン」でも、強さと湿度に強い植物をチョイスすれば、十分ガーデニングを楽しむことができます。 今回は寒い冬の時期にカワイイ花を咲かせてくれる、日陰や半日陰でも育てやすい植物を参考価格とともに紹介します。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
【春待ちガーデニング】日陰でも育てやすくてキュートな植物<冬ガーデンの主役候補>5選
●スノードロップ うつむき加減の白い小花がキュートな「スノードロップ」は、2~3月にかけて開花する多年草。冬のホワイトガーデンの主役候補にイチオシです。 耐陰性と耐寒性は強めですが、初夏~夏の多湿と直射日光が苦手です。地植えならば春~秋は日陰になる場所に植え、鉢植えならば日陰の涼しい場所で夏越しをさせてあげましょう。※参考価格:500~800円(3号ポット苗) ●クリスマスローズ 「冬の女王」「冬の貴婦人」などと呼ばれるクリスマスローズは、秋の終わりから翌春にかけて花咲く多年草。 うつむき加減で咲く優雅な花姿が多くのファンを魅了する、まさに冬ガーデンの主役候補です。 直射日光と多湿が苦手なので、水はけがよい半日陰、もしくは明るい日陰で育てるのがおすすめ。花姿、花色・草丈などさまざまな品種が流通しているのも魅力です。寂しくなりがちな冬ガーデンをエレガントに彩ってくれるでしょう。※参考価格:1000~2000円前後(3号ポット苗) ●ユキワリソウ(雪割草) 野趣あふれ、かつ繊細な花姿が魅力のユキワリソウ(雪割草)は、もともとは山の中に自生する植物です。 まさに「雪を割るようにして」芽吹く、寒さに強い多年草です。2~5月にかけて、青や紫、白、ピンクなど色鮮やかな萼片が、花びらのように開きます。 明るい日陰を好むため、置き場所には気を付けてあげましょう。初夏~秋にかけての直射日光は株を痛める恐れがあります。※参考価格:500~1000円(2~3号ポット苗) ●スイセン(水仙) 凛と背筋を伸ばしたような花姿のスイセン(水仙)は、ヒガンバナ科の多年草。白やイエローの明るく清潔感あふれる色合いと、品のよい芳香が魅力です。 品種によって開花時期が異なり、ニホンスイセンのかわいらしい花姿は、は冬から春にかけての庭や花壇に彩りを添えてくれます。 日陰、日なたどちらでも育てることはできますが、強風や夏の直射日光が当たる場所などは避けてあげましょう。※参考価格:300~600円前後(3~4号ポット苗) ●ビオラ・ラブラドリカ ダークな葉の色と鮮やかなパープルの花のコントラストが目を引くビオラ・ラブラドリカ(黒葉すみれ)は、一年を通じて地上に葉を広げる多年草。カラーリーフやグランドカバーとしても優秀選手です。 晩秋から春にかけては花を、花期が終わった初夏から秋にかけては緑色に変色する葉姿を楽しんでみましょう。明るめの日陰や木陰に植えてあげるのがおすすめです。※参考価格:500~800円(3号ポット苗)
まとめにかえて
庭や花壇が日陰でも、植物の選び方次第ではガーデニングを楽しむことができます。 植物によって「水はけが良い場所」「明るい日陰」など好みの環境が違います。育てる場所の日光時間や水はけなどが適しているかどうかを見てあげてくださいね。 つい寂しくなりがちな日陰のスペースは、キュートな花でおしゃれに彩ってみましょう。
LIMO編集部