50代から「似合う服」を見つける3つのコツ。ワンピースから距離を置く、サイズ表記で判断しない
2:「この年代にはこれ!」を信じすぎない
これまでは、「この年代にはこれがいい!」という情報を素直に信じていました。でもよくよく考えたら、体型も肌の色も違うのだから、似合う似合わないは人ぞれぞれ。どの方にとっても大切なのは、あくまでも「ご自身の体形や肌色になにが似合うのか、似合わないのか」なのだと。 たとえば私は、顔が丸く首が長い方ではない。それゆえ、首元が詰まっていない服の方が似合うのだそう。そこで、新たに買う服は、首元がスッキリ見えるデザインを選ぶようにしています。手もちの服は、ボタンを外して胸元をあけたり、アクセサリーでVラインをつくると活用できるとのこと。 だからといって、私と似たような顔と体型の人が皆同じ解決法でよいのかというと、これまた全然違うのがおもしろいところ。首元が大きく開いた服よりも、タートルネックや鎖骨が隠れる服がよく似合う方もいるのです。たくさんの方のファッション診断を拝見し、人それぞれなんだと実感。 おうちで試すときには、ぜひ手もちの全部の服着てみて、似合う服の傾向を調べてみてください。家族や友達の客観的な意見を聞くのも有効です。 自分が似合う服、避けた方がいい服の「色・素材・色」が分かってくると、買い物に失敗しなくなります。買い物に出かけて、売っている服を見ることを楽しんだとしても、なにをスルーすればいいのか(買わない方がいいのか)が分かるからです。 クローゼットの中が似合う服ばかりになると、毎日の服選びがラクになります。似合わない服が分かれば、クローゼットの衣類整理も進みますね。
3:サイズ表記で判断せず、服を買う前に「まずは試着」
以前から試着って大事だなと感じています。服を見つけてどんなにすてきと思っても、着てみたら「あれ?」と感じることが。色や形もそうですが、ここで大事になるのが「サイズ感」。 実際、ブランドによって、また服のデザインによっても「S/M/L」のサイズ表記は当てにならず、自分に合うものが異なります。だからこそ、まずは着てみるのが大事。なるべくすっきりとやせて見えるサイズを選びましょう。 どこかしっくりこなかったり、少しでも迷ったら、いったん帰宅して考えるのがマイルールです。
若松美穂