大阪府・吉村知事が定例会見5月14日(全文3)上がったり下がったりを覚悟
抗体検査を6月中に実施する
じゃあ次どうするかということですが、今度はその検査の対象です。対象を考えたときに、バイアスが掛からない対象にしなきゃいけないということで、大阪府民の中でも特定の地域に偏ってはならないと思ってます。特定の年代に偏ってはならないと思ってます。特定の性別に偏ってもならないと思ってます。なので、そういった意味でできるだけ正確な数字を出すために何が必要かって考えたときに、使えるのがアスマイルだというのが僕らの考え方。 アスマイルってなんなのというと、僕もアスマイルに登録してますが、いろんなところでアスマイルに登録してねっていうので、万歩計が自動に計れたりだとか、普段の健康維持しましょうよみたいな、そういったアプリです。このアスマイルの現在の仮登録者が約10万人いらっしゃいます。アスマイルの本登録をしてくれている方が約6万5000人います。6万5000人で本登録してくれてる方は住所まで打ち込んでくれてます。つまり、その人がどこに住んでるのか、年齢は、年代は幾らなのか、男女はどうなのか、そういった情報もわれわれとしては把握できます。 ですのでそこでサンプリングを、じゃあ大阪市内はこのぐらい、北部はこのぐらい、南部はこのぐらい、性別はこういうところと。できるだけ広くばらけさせることで、大阪府全域の感染状況というのを把握したいと思ってます。それをやるのにアスマイルが非常に有効だと思ってます。 ですから、規模としてはだいたい2000から3000ぐらいの規模でやろうと思ってます。6月中には実施したいと思ってます。アスマイルに登録していただいている方から、ちょっとこれは実務方にもうちょっと詰めてもらいますけど、何か応募の仕方を決めて、応募していただいて、協力していただける方を募集して、こっち側でセレクトはできますから、できるだけバイアスが掛からないセレクトにして、2000から3000の抗体検査を6月中に実施する。その結果、2000から3000取れればだいたい大阪の傾向はつかめますから、それを6月にはやりたいと思ってます。もうしばらくしたら詳細の発表もできるだろうと思ってます。 読売新聞:ごめんなさい、追加で1点だけ。これはアスマイルの利用者以外の方は、じゃあ基本的には対象にはならないっていう感じになるんですか。 吉村:ええ。今は対象にはしないでおこうと思ってます。6万5000人すでにいらっしゃいますから。誰かが心配だから抗体検査してっていう目的じゃないので。 読売新聞:分かりました、ありがとうございます。 司会:次のご質問をお願いします。 【書き起こし】大阪府・吉村知事が定例会見5月14日 全文4に続く