花の陰から新緑の芽も 大阪・枚方市の山田池公園で桜が満開
大阪府の北東部にある枚方市の山田池公園で、ソメイヨシノが見ごろを迎えています。
30日正午の枚方市の気温は18.6度。暖かい春の陽気の下、山田池公園の桜並木では満開のソメイヨシノの花を楽しむ大勢の人々の姿がありました。桜並木の下で、家族連れや高齢者のグループなど様々な人々がシートを広げ、昼食や談笑を楽しんでいます。
多くの子どもたちが歓声をあげながらあたりを走り回っている他、静かに花を見つめる若い男女の二人連れや、中には桜の木をバックにして写真撮影に興じるコスプレイヤーたちの姿もありました。 ソメイヨシノの花にレンズを向けていると、薄桜色のかけらが視界を横切ったように感じました。レンズから目を離して地面を見ると、まだ少ないながらも花びらが落ちています。
満開の花の横から、新緑の芽が顔を出している姿も時折目にしました。山田池公園でソメイヨシノが咲き誇るシーズンも、そろそろ終わりに近づいているようです。 (取材・文:具志堅浩二)