“桜のトンネル”に子どもが歓声 大阪・交野市の妙見河原で桜が見ごろ
昨日27日に、大阪管区気象台が桜(ソメイヨシノ)の満開を観測したと発表した大阪府。府の北東部に位置する交野市でも、桜の名所である妙見河原で桜が見ごろを迎えています。 【写真特集】“桜のトンネル”に子どもが歓声 大阪・交野市の妙見河原の桜
気象庁によると、28日午前10時の段階で、交野市に隣接する枚方市の気温は14.0度。空には青空が広がり、朝方は必要だった上着も不要になる陽気の中、京阪バスの妙見口バス停付近から妙見河原に入ります。
妙見河原の中は、両側から桜の木の枝が張り出して、さながら“桜のカーテン”のよう。引率の大人に連れられてやってきた保育園児か幼稚園児と見られる子どもたちの中から、「うわー、トンネルだー」という歓声が聞こえてきました。
交野市でも屈指の桜の名所とされる妙見河原。同市の公式サイトなどによると、筆者の進行方向の左側を流れる妙見川沿いの約750メートルに渡って桜が植えられているとのことです。筆者が見る限り、桜はほぼ満開のように思われました。
桜のトンネルをくぐりながら、ゆっくりと足を進めていると、やがて星田妙見宮の入口付近に到着。階段を登って参拝後、折り返します。午前11時ごろになると、緑の草の上にシートを広げる人々の姿が目に付き始めました。 妻と娘、孫の4人でやってきたという60代の男性は、満開の桜を見て「老いて幹がよじれている桜の木があるのが少し気になりますが、花は満開できれいですね」と話していました。 (取材・文:具志堅浩二)