初対面より「二度目」が緊張する...人見知りでも会話がスムーズにできる方法
【STEP2 いざ、話をしてみよう】 実際に会話をするときに、次のことを意識してください。 ・「シタシキナカ」で話題づくり エレベーターなどで知り合いと一緒になったときに過ごす無言の時間は、つらく感じるもの。そんなときのために、話題を用意しておきましょう。使いやすいのは、「シタシキナカ」の話題です。 シ→趣味、タ→旅、シ→仕事、キ→気候、ナ→仲間、カ→家族の話です。 このうち最も無難なのが、気候の話題。よく知らない間柄でも、「暑いですね~」と言い合うだけで、場が持ちます。 ・声は相手の調子に合わせて 相手の声のトーンに合わせて声を出しましょう。相手が沈んだ声で話しているならこちらの声も低めに、明るい語り口調なら明るいトーンで応じてください。テンションが揃っていると、お互いに話しやすくなります。 難しいのは、ハイテンションな人と話すときです。その場合は、「今だけひと頑張り」と考えて。その場だけスイッチを入れて乗り切り、用事が済めばスイッチオフに。帰宅後はのんびりして、頑張った自分をいたわりましょう。 ・質問の答えを繰り返す 人の話を聞くときに、つい質問を重ねてしまうことはありませんか? 質問攻めにならないようにするには、相手の言葉を繰り返すのがコツです。 たとえば、好きな食べ物を尋ねたときに、相手が「甘いものが好きなんです」と答えたとしたら、いったん「へぇー、甘いものがお好きなんですね」と、同じ言葉で受け止めましょう。そのあと、「とくに何が好きですか?」と次の質問に移ればスムーズに、かつ和やかに会話が続きます。
・好きなものの話をする 相手の好きなものについて興味を持つことが、相手への関心を表す極意です。まずは簡単な質問をして、何に興味があるかを探りましょう。たとえば「お休みの日は何をしているんですか?」と聞いて、「映画を観ています」と返答があったら、おすすめの映画の話などに掘り下げられます。 たとえ相手が人見知りだったとしても、好きなことについての質問には喜んで答えてくれることが多いものです。相手が関心を持っている話題を見つけて、会話を深めましょう。