初対面より「二度目」が緊張する...人見知りでも会話がスムーズにできる方法
2STEPで! あがらなくなる会話術
スムーズに会話ができるようになるために、準備と実践の2つのSTEPにわけて、会話術を紹介します。 【STEP1 緊張しないマインドと体をつくろう】 まずは、落ち着いて話せるように準備をしましょう。 ・声をかけて成功体験を積む まずは周りを観察してみてください。たとえば電車に乗っているとき、どんな乗客がいるでしょうか? 観察は相手に興味を持ち、会話の糸口を探す練習になります。そして、もしご高齢の方や妊婦さんが立っていたら、勇気を出して席を譲る声がけを。「自分から話しかけて、役に立てた」という成功体験につながりやすく、自己肯定感がアップします。 ・リズム運動で体と心を整える 緊張しやすい人の9割以上に、運動不足の傾向が見られます。そこで、散歩やウォーキング、自転車、ダンスなどの運動を日々の習慣に取り入れてみましょう。とくに、リズム感のある動きがおすすめ。 日常的に一定のリズムで体を動かすと、リラックス効果のある「セロトニン」が分泌されます。運動するのが苦手なら、よく噛んで食べるだけでも、気持ちを落ち着かせる効果大です。 ・ストレッチと呼吸法で声を出しやすくする 緊張すると体が固まりがちで、とくに上半身に力が入りやすくなります。そこで、毎晩寝る前に背伸びをして体を左右に倒したり、指先を肩につけたまま腕を回したりしてください。 また、お腹から声を出せるようになるために、腹式呼吸の練習もしましょう。「お腹がペタンコになるまで口からゆっくり息を吐く→鼻からゆっくり吸う」を繰り返してください。自律神経が整い、セロトニンの分泌も促進されてリラックスできます。 ・自分のいいところを探す 人からの評価が気になるときは、優劣をつけて考えないようにするのが一番。「あの人のほうが明るくて好かれている」と思うのではなく、「あの人にはあの人の、自分には自分の、いいところがある」という考え方にシフトしてください。 「人見知りな自分に、いいところなんてない」と思うかもしれませんが、「無口」とは穏やかさでもあり、「気にしすぎる」のは優しいからだとも言い替えられます。そんな自分の持ち味を、どんどん肯定してあげましょう。