大阪・松井市長 若年層へワクチンの3回目接種を呼びかけ
松井市長は会見の中で、新型コロナウイルス感染症患者数が全国的に上昇し、10代から30代の若い世代を中心に感染者が急増していることにふれ「大阪市の若い世代のワクチン3回目接種率は伸び悩む状況にあります」と述べた。 また「1~2回目の接種の効果は時間の経過とともに著しく低下しますが、3回目接種により回復をします。また、コロナに感染すると若い方であっても重症化をしたり、倦怠感などの後遺症が続く場合があります」と話し、若年層へワクチンの3回目接種を呼びかけた。
報道陣からは、夏休みを迎え、お盆などに県境を越えた移動も出てくるが行動制限をしないため「市長としてメッセージを出すなどの考えはあるか」という質問もあった。 松井市長は質問に対し「おじいちゃん、おばあちゃんと会うとき気付けてよということだけです。今、事実として子供は重症になってないんでね。基礎疾患が、すごい大きな基礎疾患、重篤なそういう重い病気のある方は別にして。これ、事実そうなってないんで、子供同士が夏休み楽しむ分に対しては、そんなに大きな問題はないと思います」と答えた。 しかし「やっぱり里帰りをして、高齢者に近い場合はせめて症状がある、せき、熱ある場合は、そういう高齢者との接触というのはちょっと控えてもらいたいなというふうには思います」と続けた。