グレコローマンの歴史に再び大きな一歩 日下尚が金メダル獲得【レスリング】
◇パリオリンピック2024 レスリング男子グレコローマンスタイル77キロ級決勝(大会13日目=日本時間8日 シャンドマルス・アリーナ) 【画像】金メダルを手にした文田健一郎選手 1回戦、2回戦と圧倒的な力を見せ、準決勝では2年前に敗れた相手に果敢に攻めこみ3-1で勝利を収めた日下尚選手。金メダルをかけてカザフスタンのデメウ・ジャドラエフ選手と戦いました。 第1ピリオド、場外に出てしまった日下選手が1点を奪われますが、さらに消極的とみなされ1点を奪われます。なかなか攻撃できない時間が続き折り返します。 第2ピリオド、さっそく日下選手がタックルで相手を制し、スタンド状態からの投げ技で一気に4点をいれ逆転に成功。攻める日下選手は相手の動きを防ぐと、相手の消極的な指導で1点をプラス。そのままリードを保ち5-2で勝利し金メダルを獲得しました。 グレコローマンスタイルは1984年のロサンゼルスオリンピック以降金メダルがなく、日本時間7日に行われた男子60キロ級に出場した文田健一郎選手が40年ぶりに頂点に輝いていました。日下選手も金メダル獲得で連日の快挙達成となりました。