原田龍二が廃墟のラブホで聞いたのは「子供の霊の足音」!? 体にも異変、ディレクターは嘔吐
寒さは厳しさを増す一方だが、寒暖差が大きいほど鍋や熱燗で暖を取るあの瞬間がたまらない。 ▶︎すべての写真を見る
ならばもう一段寒さのギアを上げてみようということで、俳優・原田龍二さんの「オトナの怪談」を今回は初めて冬にもお届け。
ラブホ廃墟にいた女の霊たち
こんにちは、原田龍二です。今回は初めてお届けする「冬の怪談」ということで、背筋がヒヤッとするエピソードを早速ご紹介しましょう。
2023年7月の真夜中に、YouTubeの企画で新潟にあるラブホテルの廃墟を訪れました。霊が出ると噂される有名なスポットで、建物の外観は昼間に見ても不気味。地元の人もみな、足早に通り過ぎるほどだそうです。 ホテルにはいくつも部屋があり、離れにもいくつか小屋がありました。想像以上に広大な敷地でしたね。ホテルのなかに入るやいなや、同行している降魔師の阿部吉宏さんが「いるいる」と、霊の存在に気づきました。「裸の女性たちが怯えながらこっちを見ている」と……。 ここは何かありそうだぞ、ということで、僕はいつものようにトップバッターで「1人検証」を始めました。
廃業して20年以上は経っていると思います。建物のなかは荒廃していて、天井も床もボロボロ。足元に見える畳は腐ってました。そこで10~15分ほど様子を見ましたが、特に何も起きません。僕は阿部さんがいると言っていた霊に向かって話しかけることにしたんです。 伝えたのは、冷やかしや肝試しをするために来たわけじゃないこと。何かの役に立てるかもしれないから、どういう経緯でそこにいるのかを教えてほしい。存在を見せてほしいとご挨拶しました。 そしたら、急に僕の体調が悪くなったんです。気分が悪いというかなんというか……不気味な感覚でした。僕は立っていられなくなり、その場にうずくまりました。 「なんで俺はここにいるんだろう?」「なぜ、ここにいなくちゃいけないんだろう」という気持ちに襲われて、その場から離れたいことをスタッフに伝えました。