クリスマス、忘年会、歳末セール…年末に向けてやりたい「出費対策」
忘年会や新年会は思い切って間引く
では、こうしたイレギュラーな出費と賢く付き合い、少しでも出費を抑えるためにはどうしたらよいのでしょうか。 まず、忘年会や新年会については、本当に参加したいもの、思い切って絶対に参加しなければならないものだけを厳選することが重要です。 部署や同僚とのお付き合い、習い事や趣味でのお付き合い、子どもを通したお付き合いなど、それぞれに忘年会や新年会に参加していると、1回1回の出費はそれほどではなくても総額ではあっという間に数万円単位になってしまうかもしれません。 皆さん自身が、飲み会や懇親会が大好き、お酒が大好きという場合には我慢せずにその分、他で出費の埋め合わせすることを考えましょう。「参加したくはないけど、付き合いが悪い人と思われたくないし……」「気乗りしないけど、断る理由が思いつかなくて……」と気持ちが乗り気でないのであれば、家計のためにも、当日までの気の重さを避けるためにも、思い切って断りましょう。誘った相手も大人ですから、それぞれに事情があることはわかっているはずです。ほとんどの場合、拍子抜けするくらいにあっさりと受け止めてくれますよ。
早め早めに動くことが最大の出費対策
どのみち避けては通れない事項については、とにかく早め早めに動くということが重要です。 帰省のための飛行機のチケットも、早めに予約したほうが便の選択肢も多く、料金も安い可能性が高くなります。年末年始は温泉旅館などでゆっくりしたい、スキー場で年越しをしたいといった場合も然り。宿泊施設やスキーリゾートなどで各種早割の商品を販売しているので、キャンセル規定などを確認したうえで早めに押さえておくとよいでしょう。 クリスマスケーキやおせちなども、多くのショップで早割を導入しています。とくにおせちは、早割かそうでないかによって金額に2万円以上の差が出る場合もありますし、何より人気のおせちは早々に売り切れることも多くあります。どのみち購入すると決めているのであれば、早めに予約するに越したことはありません。