クリスマス、忘年会、歳末セール…年末に向けてやりたい「出費対策」
クリスマスに忘年会、歳末セールに年始のおせちの準備……年末はなにかとまとまったお金が出ていく機会が多いですよね。毎月、家計簿をつけている人であれば、その出費の増加がそろそろ目に見える数字となって表れてくるはずです。 写真/引退後の競走馬の支援、お城の宿泊体験も…!意外と知らない「ふるさと納税」 今回は、そんな年末の出費の増加と上手に付き合うための対策をご紹介。ちょっとのコツと心構えで、年末の出費を減らすことができますよ!
年末年始は何かと出費が多い……
今年も気づけば残すところ1ヵ月ちょっと。忘年会の予定が入り始めたり、クリスマスケーキやおせちを予約したり、帰省のための飛行機を予約したりと、「あぁ、もう年末が近いなぁ」と感じる機会が増えてきたのではないでしょうか。 それと同時に実感するのが、年末年始の出費の多さ。クリスマスひとつとっても、クリスマスケーキは年々値上がりしていますし、お子さんがいる人であればプレゼントも用意しなければならないかもしれません。フコク生命が2023年に行ったアンケート調査によれば、小中学生の子どもの1人あたりのクリスマスプレゼントの予算は、全国平均で9,970円。東京都の平均では15,821円となっています。家庭内のイベントでありながらも、なかなかの出費となっていることが垣間見えます。 引用元:https://47life.fukoku-life.co.jp/feature/7414/
12月は年間でもっとも出費の多い月
こうした出費の多さは、実際のデータで見ても明らかです。 総務省・家計調査(2023年)によれば、2023年の2人以上の世帯の1ヵ月の消費支出は、1世帯あたり平均29万3,997円です。しかし、これを月別で見ていくと、12月は32万9,518円と、年平均よりも3万5000円以上高くなっています。 引用元: https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_gaikyo2023.pdf ちなみに、1ヵ月の消費支出が2番目に多いのは3月。これは、4月からの新生活に向けた引っ越しや進学準備などによる出費が増えるためだと思われます。新しい年を迎えたり、新しい年度を迎えたりする前にはイレギュラーな出費が増えるということが、データからもよくわかりますよね。