【第92回】VAPERレスラー谷嵜なおきのバトルニュースで取り扱い注意!~ダブプロレスと王子ベースメントモンスターと束の間のタッグ2冠と~
ダブプロレスの谷嵜です。 先日12日(土)に久しぶりのダブプロレス東京公演が開催されました。2023年7月ぶり1年3ヶ月ぶりとなりました。ダブプロレスとライブハウスの相性は言わずもがな。です。 結果的には今回もバッチバチに盛り上がった極煮えの空間となりました。 ダブプロレスの王子ベースメントモンスターでは初の試みで、今まで新木場で開催していた時のように限定となるVIP席とフロアはオールスタンディングと。 フロアをスタンディングにすると『椅子を上手く並べて満員に見せる』テクニックが使えません。 しっかりと集客の集計が見えてしまいます。 が。SNS等々の宣伝や久しぶりのダブ東京公演への期待からかびっしりと超満員となりました。貴重なその日のその時間とお金を使ってのご来場は本当に嬉しく思いました。 ありがとうございます! しかしまだもう少し人が入れる立てる余地はあったようにも思えたので、次回は更に沢山のお客さんに来て頂きたいですね。 東京のダブをずっと待っててくれた人、初めてダブを体感する人。 色んな人が現場にいてくれたと思います。 そんな皆様の期待に応えるべくオープニングからの振る舞いテキーラで場内は既にクライマックスのような盛り上がりを見せてくれました。まだ闘ってもない。 ただブラザーと谷嵜がマイクで煽り、内田さんとパロマさんがテキーラを配り、皆で乾杯しただけなのに! お客さんのエネルギーは我々のエネルギーにも成ります。 相乗効果で場の空気が奮えて煮えて行く。共鳴し合い熱いうねりが生まれて更に非日常な空間が仕上がって行く。 自分が大好きな光景です。 闘いに、DJサウンドに、アルコールに。この連撃を駆使してここまで熱くさせられるのはダブプロレスだけだと自負してます。 あ、谷嵜主催イベントの大阪ミクスチャなんかもエグいですよかなり。ブチアガる事しか用意してませんのでね! お客さんの求める非日常をそれ以上で返す。そんな気持ちを常に持って闘っておりまして、自分の試合意外もお客さん達の表情を見てます。 どんな表情でその場を楽しんでいるのか。 雲っていれば笑顔にさせたい。 楽しんでいれば更にその先に連れていきたいと。 試合の方は中津良太と念願のダブタッグ奪取。 ダブBASARA頃、ユニオンMAX争い期、スパーキー結成、ダブBASARAリスペクト、スパーキー解散、中津良太10周年タイマン。 それらを経てこの2人でダブのタッグ王座を勝ち取った事。 それが最高のエモさになりました。 他の闘いでも場内を沸かせて煮えさせておりましたね。 ダブプロレスに初参戦だった定アキラ選手もダブの空間にハマってしまっていたようです。 参戦選手すらこの空間は特別だと思える。 そして、初見のお客さんも激的にハマってしまう。それがダブプロレス。それがダブプロレスの世界の水準なんだ。と思っております。 今回も初ダブプロレスのお客さんが多かったと思いますが、次回ダブプロレスの東京公演の時にはこの光景、高揚、体感したエナジー、それらをプロレス友達に伝えてひとりひとりがあと3人くらい呼んでもらえるともう少し大きい箱でも開催出来ます! プロレス界的にも全く無名な集団でもその現場の高揚感はどこにも負けたくないと言う思いがあります! 新木場1stリングを雛壇VIPとフロアのスタンディングでびっしりぎっしりお客さんで埋め尽くされていた時のようにしたいですね。 プロレスの常設会場がライブハウスかクラブになってたあの時のように。 振る舞いテキーラもライブハウスでの闘いも乗りこなせるのはダブプロレスだけだと思ってます。 知る人ぞ知る秘密のアンダーグラウンド空間で爆上がりしてるそのポジションもまた特別感がある。 我々の特別が皆様にとっての特別だと嬉しいな。 そう言えばこの日は元ダブプロレスのYO-HEYも遊びに来てくれてましたよ。 そして、15日(火)に新木場で行われた天龍プロジェクトではこだやんとのIJタッグ選手権で王座陥落となり。 ダブタッグ、IJタッグの2冠は三日天下的で刹那的に終わってしまいました。 人生は順風満帆に上手くいかないと言う現実も痛感させられました。 良い事も悪い事も嬉しい悲しいそう言う怒涛の感情の連続でプロレス界をサバイブする。それもまたキャリア。 まだまだ上を向いて、考えてしっかりと向き合い闘っていきたいなと思っております! 次回ダブプロレスは 12月15日(日) 広島BLUE LIVE 詳細未定。こちらもマリーナホップの消滅と共に更なる原点回帰的な広島のライブハウスです。