50代が見直した「バッグの中身」4例。持ちものを減らして軽く、忘れ物なし
歳を重ねて重いバッグが負担になったり、パスケースやお財布を入れ忘れたり、鍵が行方不明になったりした経験はありませんか? 今回はバッグを軽くしたり、「うっかり忘れ」が減るテクニックをご紹介。中身を見直した小林さん、木村充子さん、原田さよさん、筆子さんの4人にお聞きしました。 【写真】バッグに入れるポーチの中身
軽くて大容量のトートバッグに、必需品をすべて収納
“今あるものを生かす暮らし”が高く評価され「ESSE収納グランプリ」を受賞した小林さん。年齢とともに重いバッグが苦痛になってきたそうで、電車で外出するときは軽くてものがたくさん入る布製のトートバッグを愛用しています。 普段から荷物は少なめですが、夏は水筒や日傘、冷房対策のカーディガンなど持ち歩くものが増えます。そんなときでも、肩かけできてストレスフリー。ちょっとした買い物なら、エコバッグなしでそのまま商品を入れられて便利です。 また、バッグをいくつも持って外出すると、うっかり置き忘れるのが心配な年頃になったのでその対策にもなっています。
小物類はひとつのポーチにまとめてすっきりと
愛用しているトートバッグには仕きりポケットがないので、バッグの中で荷物がごちゃつきがち。そのため、小物類をひとつのポーチにまとめています。以前は鍵を入れるポーチ、常備薬のポーチ…と小分けにしていましたが、ポーチが多いとごそごそ探すのがかえって大変。ひとつのポーチにまとめるようになりました。 ポーチの中身は必需品の頭痛薬をはじめ、日焼け止めやリップクリーム代わりのヴァセリンなどを無印良品の小分け容器に詰め替えて収納。化粧品は口紅のみ。家の鍵もポーチにしまいます。 いざというときのマスクやばんそうこうは、以前買いものをしたショップでもらったクリアファイルを切ってつくったケースに入れています。めったに使うことはないですが、かさばらず持ち歩けて便利です。 そのほかにも、最近はゴミ箱がすぐに見つからないことも多いので、ミニサイズのゴミ袋も常にポーチに入れています。
オンオフ問わず、どこに出かけるときもバッグは1つだけ
50代に差しかかり、以前よりも忘れものが増えたと感じているのは、整理収納アドバイザーの木村充子さん。荷物を2つに分けたときに、1つを外出先に置き忘れることが多いそうです。 そこで、持ちものは必ず1つのバッグにまとめるようにしているそう。整理収納アドバイスの仕事でお客様のお宅を訪問するとき、それ以外の仕事やプライベートの用事で長時間外出するとき、近所のちょっとしたお出かけのときと、外出の目的によってバッグを替えますが、持ち歩くバッグはいつも1つだけ。