約60万円の「Apple Vision Pro」は“安い”のかも知れない
◼︎ できること3/仮想空間で“あの人”に会える
「Apple Vision Pro」はオンラインコミュニケーションに革命をもたらすかもしれません。カメラ機能を使って自分の姿をアバター化する「Persona(ペルソナ)」を用いれば、まるで実際にその場にいるような会話をFaceTime上で行えます。等身大なので、リアル感が尋常じゃありません。 また、相手が「Apple Vision Pro」を持っていない場合でも通常のFaceTime画面が同じく等身大で表示されるので、これまでよりももっと身近に感じることができます。離れていても仮想空間で“会える”ので、大切な人とのコミュニケーションにも使えそうです。
まったく新しい「空間コンピュータ」という概念
今回、「Apple Vision Pro」を実際に試してみると、ただ仮想空間を表示するだけでなく“現実世界との融合”という新たな没入体験を実感。その臨場感はこれまでの写真やビデオとは別物で、コンテンツの楽しみ方を一変させる可能性さえ感じました。Appleが「VRヘッドセット」と言わず「空間コンピュータ」と定義づけているのも納得です。 また、一般的なVRヘッドセットに比べて数倍の金額になりますが、「最先端テクノロジーを搭載した3Dカメラ」に「Appleの最新コンピュータ」と考えると、約60万円という価格は適正か、今の為替状況を考えれば、むしろ安いのかもしれません。 iPhoneやiPad、Apple Watchのように10年後にはスタンダードになっている可能性が高い「Apple Vision Pro」。未来をいち早く体験したい人はぜひ一度試してみるのがオススメです。 ちなみに私自身、実際に試して購入する意欲がかなり湧きました。次の自分へのバースデープレゼントとして検討中です(笑)。今後も“デキる”“モテる”Apple製品をレビューしていきますので、ぜひWeb LEONをお気に入り登録お願いします♪
文・編集/平井敦貴(Web LEON)