<G20大阪サミット>大阪シティバス、高速バス、ニュートラムの運行予定まとめ
大阪市住之江区のインテックス大阪で28、29両日に開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の開催により、大阪府内の高速道路や一般道で通行止め規制が実施される。期間中の交通総量の削減目標は「平日通常時の交通量から50%削減」とされており、路線バスなど交通機関への影響を及ぼすとみられる。 【拡大図】「G20」大阪市内9エリアの一般道で交通規制・阪神高速、関空連絡橋規制図も
シティバス「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」行きバスは運休
大阪シティバスは24日から26日まで、南港北エリアを運行する17号系統(コスモスクエア駅~ポートタウン東駅)は「南港北一丁目」「見本市会場東口」「コスモスクエア南」「トレードセンター前」の各停留所を休止する迂回運行とし、27日から30日は運休する。また「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」行きのバスも27日から30日まで運休するとしている。 ただ、これらの交通規制の影響で、交通規制がかかっていないエリアについても運休や迂回などの大幅な遅延が見込まれるとしている。また、上記エリアを走る私鉄の路線バスでも同様のことが想定されるため、各社公式サイトで情報を周知している。
関空&伊丹リムジンバス、27日から30日に一部除き運休
大阪を発着とする高速バスなどへの影響もすでにあり、運行会社によってはすでに大阪発着便の休止または大幅な遅れが予想されることを、各社とも公式サイトで周知している。 関西国際空港と大阪国際空港(伊丹)のリムジンバスも、27日から30日に一部を除いて運休する。これに対し「大阪モノレール」は、27日から30日まで、臨時列車を運転。29、30両日は、大阪空港~門真市間で増発を行い、午前6時ごろから同9時ごろまでと、午後4時ごろから同10時ごろまでは、同区間で3分から10分間隔で運転を行うとしている。詳細は同社公式サイトに記載されている。
主なバス会社の運行予定は
主なバス会社とG20大阪サミット開催期間中の運行予定は次の通り 大阪市内 ・大阪シティバス:運休・う回や大幅な遅延のおそれあり ・北港観光バス:一部運休あり ・南海バス:一部運休あり ・近鉄バス:一部運休あり ・京阪バス:大阪市内発着便に運休あり 咲洲地区 ・大阪シティバス:全便運休 ・北港観光バス:コスモスクエア駅を発着する路線バス(サークルバス、コスモドリームライン、夢洲便、舞洲便)を終日運休 ・南海バス:堺・南港線・南港USJ線を運休 ・関西空港交通:南港線・USJ線を運休 空港リムジンバスなど ・関西空港交通:6月27日は全便運休、6月28日から30日まで一部路線のみ運行 ・大阪空港交通:一部路線を除き運休 ・大阪バス:ほぼ全便運休 ・近鉄バス:一部運休あり ・京阪バス:運休・減便あり ・神姫バス:ほぼ全便運休 ・奈良交通:一部運休あり ・南海バス:ほぼ全便運休 ・日本交通:全便運休 ・阪神バス:一部運休あり ・和歌山バス:運休・減便あり ・神戸-関空ベイ・シャトル:6月27日、29日は全便運休 高速バス ・南海バス:運休・う回路線あり ・阪急高速バス:一部運休あり ・西日本ジェイアールバス :一部運休あり ・阪神バス:一部運休あり ・近鉄バス:一部停留所の乗降休止あり ・いよてつ高速バス:一部運休あり ・大阪バス:一部運休あり