いよいよレースに向けてカスタマイズ開始!【国産トレールバイクで伝統の日高エンデューロに挑戦! 宮崎大吾の日高参戦記 VOL.3】
パーツ装着&セットアップはアルタイヤモーターにお願いしました!
かれこれ10年以上お世話になっているアルタイヤモーターさんにて取り付け作業などをお願いしました。過去にはハスクバーナモーターサイクルズはもちろん、家にある1971年製Kawasaki W1SAや90年代のYAMAHA SRなど、我が家にある旧車を修理してもらったりと、実はW1乗りでもある大崎店長にはいつもお世話になっています。このCRF250Lに関しては、レーサーでもよくやることですが、新車のグリスアップ状態の確認などをしてもらいました。ステムベアリングなどのグリスはもちろん不足していませんでしたが、過酷なオフロードでの使用が控えているので、さらにグリスを足したり、ステムナットの締め付け適正化でダート走行に備えました。今後は日高に向けて追加装備や調整、そして日高後はCRF250Lユーザー向けに各社マフラーやサスペンションテストなどできたら面白いかなと思っています。 走行フィーリングはなんといっても軽量化が効いていて、倒し込みがしやすくなりました。正直をいえば全体的にはやはり重いのですが、だいぶスポーティな走行が可能になってきました。ヨシムラのマフラーは極低速域はさほど強くはありませんが、低速域での扱いやすさは確保したうえで、綺麗に上まで伸び上がってくれます。音の質も耳に心地よいですし、日高との相性はなかなか良いのではないかと、いまから楽しみです。 さて、サスペンションのお話です。実はこの企画のコンセプトは「なるべくノーマルで参戦すること」、でした。サスペンションもできればノーマル、あるいはスプリング交換にとどめようと。しかし試走、練習を重ねていくうちに、どうしてもある程度のスピードでギャップに突っ込んだときや、段差から着地した際の底付き感が気になり、怖さもあってスピードが出せません。同じくCRF250Lで日高のOPEN-Aクラスに参戦される「モーターサイクルショップニュートン」高橋店長は、フロントは油面調整と硬めのオイルを使用、リアはプリロード締め込みで参戦されるそうです。そして私は、、、困ったときのテクニクスさんということで、テクニクスさんのキットサスを特別にお借りすることになりました。こちらのご紹介はまた次回ということで、今回はここまで。日高本番が迫ってきていますが、まだまだマシンカスタムは続きます。
宮崎大吾