いよいよレースに向けてカスタマイズ開始!【国産トレールバイクで伝統の日高エンデューロに挑戦! 宮崎大吾の日高参戦記 VOL.3】
ギヤ比は14/40T→12/42Tへショート化
オフロードレース走行に適したギヤ比にする(ロング→ショート)ため、まずはフロントスプロケットを純正の14Tから「DRC デュラ フロントスプロケット 12T」に変更。その後、やはりリアスプロケットとチェーンの質感を高めたいのと、さらにショートにするため、純正の40TからISAスプロケットの42Tへ変更します。 スプロケットの変更に伴い、チェーンも新調します。「D.I.D ERVT520」はオフロード用軽量シールチェーンとしては超定番で、驚異的なシェアを誇っています。軽量化、強度、耐衝撃性UPというメリットもあります。やはり安心感が違います。 ハンドルバーは「ZETA RACING COMPハンドルバー Dual Sport Medium」を装着しました。「高さ」、「立ち上がり」、「引き」、すべての数値が多めにとられている、トレールモデル定番のアルミハンドルバーです。 クラッチとブレーキレバーは「ZETA RACING ピボットレバーCP」に換装しました。可倒式レバーは転倒時のレバー破損軽減に繋がるのでマストアイテム。指の操作感も気に入っているので、これもまた長年愛用中のアイテムなのです。 もう一つレバー破損防止のアイテムをインストール。「ZETA RACING ローテティングバークランプセット」は、クランプ内部にナイロンスリーブを装備しているので、転倒時にレバーホルダーが回転してレバー破損のリスクを軽減するというもの。ただ、これを使うことで左側の純正ミラーホルダーの取り付けができなくなるので、新たにホルダーと折りたたみ式ミラーを購入することになりました。
バッグ類はGIANT LOOPで統一
工具、書類入れの左側サイドBOXを取り外し、リアフェンダーに「GIANT LOOP フェンダーバッグ」を装着。またオンタイムエンデューロではタイムカードを保持しながら走るため、「ハンドルバーバッグ(写真は旧タイプ)」を装備しました。USA発オフロード専用のメーカーだけにヘビーデューティで装着も簡単。アジアクロスカントリーラリーでも長年愛用してきたブランドで信頼しています。