NYダウ終値、小幅な値下がり…USスチールは急騰8%高
【ニューヨーク=小林泰裕】6日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比25・57ドル安の4万2706・56ドルだった。値下がりは2営業日ぶり。
トランプ次期米大統領の政策が経済に与える影響を見極めようと、売り買いが交錯して小幅な値動きにとどまった。
ダウ平均の構成銘柄ではないが、鉄鋼大手USスチールが8%高と急騰した。バイデン米大統領が3日に日本製鉄による買収計画の禁止を命じた一方、日本製鉄は6日にバイデン氏の命令の無効などを求めて提訴したと発表した。
IT企業の銘柄が多いナスダック市場の総合指数の終値は243・30ポイント高の1万9864・98だった。