入団発表直後にドタバタ騒動?!なぜポルティモネンセへ移籍した本田圭佑にピッチに立てない問題が浮上しているのか?
ポルトガル1部リーグのポルティモネンセへ、今シーズン終了までの半年契約で加入したばかりの元日本代表MF本田圭佑(34)が、公式戦のピッチに立てない可能性が急浮上した。 ポルトガルのスポーツ紙『Record』が7日の電子版で、リーグ側へ本田を選手登録する上で問題が生じていると指摘。記事のなかで「今シーズンはプレーできない可能性が強い」と言及した。この予期せぬ事態を受けて、本田も自身のツイッター(@kskgroup2017)を更新。「登録が認められない可能性がある」と自身の今後を報じた日本語の記事を引用しながら、こんなつぶやきを投稿している。 「何も聞いてないけど、事実やったらしゃーない」 プロの第一歩を踏み出した名古屋グランパスを皮切りに、日本を含めて8ヵ国目、通算で9つ目となる所属クラブが決まったばかりの本田にいったい何が起こっているのか。 本田は日本時間の昨年大晦日に更新したツイッターで、今年2月末まで契約を残していたブラジルの古豪ボタフォゴを退団すると表明した。その後にポルトガルへと渡り、オファーを受けていたポルティモネンセが本拠地を置く南部のリゾート地ポルティモンに滞在。ポルティモネンセの施設やチーム状態などを自分の目で確認しながら、昨年末に負傷した左足の治療にも努めていた。 迎えた今月4日に、自身が運営に携わるプレミアム音声サービス『NowVoice』でポルティモネンセへの移籍を先行発表。6日には本拠地エスタディオ・ムニシパル・ポルティモンでロディネイ・サンパイオ会長らとともに入団会見に臨み、日本代表でも慣れ親しんだ「4番」のユニフォーム姿も披露された。 ヨーロッパ各国のリーグと同じく、ポルトガルリーグも現地時間1日に今冬の移籍市場が最終日を迎えていた。ただ、本田やギリシャ・スーパーリーグのPAOKへ加入した香川真司のように、所属するクラブのないフリーの選手であれば移籍期間外での登録も一般的には認められる。 しかし、ポルトガルリーグでは無所属選手に対する定義が異なっていて、例えば今冬の移籍期間においては、前年の6月末までに前所属クラブとの契約を解除した選手が対象となると『Record』は指摘。このルールに従えば、ボタフォゴを退団したばかりの本田は、無所属選手とはみなされないことになる。