大谷翔平が明かした“覚悟”の言葉に米メディアが驚嘆 来季以降での二刀流の行方にも言及「投球能力を失ったとしても」
ドジャースの大谷翔平が語った言葉に、大きな反響が上がっている。 NHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ」で報じられたインタビューの中で、来季再開予定である「二刀流」への想いとして、「再び手術を受ける機会が訪れる時、1年半のリハビリをするのは現実的ではないと感じる。このように考えると、これが投手としての最後のチャンスになるかもしれないと感じる」と打ち明けており、これらのコメントを米スポーツサイト『FANSIDED』が取り上げている。 【動画】MLB公式もクローズアップ! 大谷の妻・真美子さんのガッツポーズシーン 同メディアは、現地時間12月30日に大谷の特集記事を配信。自身の年齢やこれまでのリハビリでの経験を踏まえ、今後のキャリアを見据えた上で発せられたこの大谷の言葉に対し、「ショウヘイ・オオタニがメジャーリーグで8年目を迎えようとしていることは驚きだ。彼は現在30歳で、このリーグではベテランと見なされる存在であり、それを自覚し始めている」と指摘する。 その上で、「オオタニはエンゼルス時代から複数回UCLを負傷しており、それが原因で投手としてシーズンを全うできないことがあった。健康な状態であれば、彼はマウンド上で非常に効果的だ。彼の通算成績は38勝19敗、防御率3.01だ」として、メジャーでの投手成績を称えている。 また、大谷の“覚悟”とも捉えられる言葉を振り返りながら、「当然ながらドジャースは大きな後退がないことを願っているが、その可能性は常に存在している」として、故障と隣り合わせであると強調。また、トピック内では「オオタニの最近のコメントは、ドジャースファンを不安にさせるかもしれない」とも記されている。 だが、同メディアは、「もしオオタニが投手としてのキャリアを終えることになれば、ドジャースが彼の獲得に巨額を投じたことを後悔する可能性がある」としながらも、「しかし、たとえ投球能力を失ったとしても、オオタニは現在の野球界で最も市場価値の高い選手であると言えるだろう」との見解を示している。 2025年、2シーズンぶりに公式戦マウンドに登る背番号17は、ファンの熱い視線を一身に浴びることになるだろう。そしてその先に、大谷がどのようなキャリアを選択するとしても、我々は変わることのない声援を送り続けるに違いない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]