5500万円大減俸の元守護神、3度の開幕投手… 悲願リーグVへ、復活待たれるDeNA戦士
三嶋一輝はプロ11年目はわずか7登板で防御率5.14
DeNAは2024年、リーグ3位ながら“下剋上”を成し遂げ26年ぶりの日本一に立った。しかしそこには、かつての主戦ながら苦しんだ選手たちも。ここでは2025年に復活が期待される選手を挙げる。 【表】主将は4番外れるも…ズラリ並ぶ強打者たち 最速予想したDeNAの開幕スタメン プロ11年目だった三嶋一輝投手は、わずか7登板で防御率5.14と苦しんだ。2019年には71試合に登板し、2018年から4年連続40試合以上登板を果たして守護神も務めたが、2022年に国指定の難病「黄色靭帯骨化症」を患い手術を受け、最近3年間は30登板以下が続く。今オフは減額制限(年俸1億円以上は40%まで)を超える5500万円ダウンの年俸6500万円(金額は推定)で契約を更改。“背水”の34歳がもうひと花咲かせたい。 石田健大投手は2024年、6登板で2勝3敗、防御率3.38。左肩の肉離れで6月に離脱した。2023年には自身3度目の開幕投手を務めた通算245登板左腕だけに、万全ならリーグ優勝への大きな力となるだろう。 開幕ローテーション入りを果たした平良拳太郎投手は、防御率1.21ながら相次ぐ故障に苦しみわずか4登板だった。エースの東克樹投手と同じ1995年生まれの29歳。“左右のエース”としてチームを牽引していきたい。 悲願のリーグ制覇へ、若手の勢いはもちろんだが、経験豊富な選手たちの活躍も必須。かつての輝きを取り戻せば、そこに近づいていくはずだ。
Full-Count編集部