「もう帰ってくれよ」 周囲への配慮ゼロな迷惑客… 練習場で目にしたマナー知らずの“残念ゴルファー”とは
突然声をかけてくる「教え魔」にも要注意
練習場に通い詰めているゴルファーの中には、面識のない人から突然アドバイスをもらう、いわゆる“教え魔”に遭遇した経験がある人もいるでしょう。 「初心者や女性は特に教え魔に遭いやすい傾向があります。教え魔からすれば『助けてあげたい対象』にもなりやすく、声を掛けてしまうのでしょう」 「あくまでも個人的な印象ですが、腕に自信がない初心者や女性は練習場の端の打席を選択しているケースが多いので、周りの目も少なく、教え魔からすれば声を掛けやすい環境なのかもしれません。ゴルフを始めて間もない初心者や女性が中央の打席で練習をしていても『迷惑』と思うゴルファーはいないので、周りの目やスタッフの目が届く打席で堂々と練習をすることが対策の一つでもあります」 「もし、実際に声を掛けられてしまったら、違う練習場の名前を出して『今レッスンに通っていて、コーチからテーマをもらって練習しているんです』などと伝えて丁重に断ってみましょう」 また、断ったにもかかわらず、教え魔から執拗に声を掛けられ続けた場合は「練習場のスタッフに状況を伝えて対処してもらいましょう。一番避けたいのは、自身が巻き込まれてトラブルに発展することなので、できるだけ第三者を介在させて対処することがベストです」と生見氏は話します。 日々多くのゴルファーが訪れる練習場では、自分勝手な行動を慎んで、常に周囲へ配慮した利用が求められます。練習場の利用マナーに腕前は関係ありません。初心者もベテランもマナーをしっかり守って、安全面に留意した練習を心掛けましょう。
LUIS FIELD