コンテンツ+ECで売上を伸ばす「メディアEC」とは? メリット+成功事例を解説
近年、多くのECサイトが売上アップ施策の1つとして「メディアEC」の運営に取り組んでいます。メディアECを運営することでECサイトにどんな効果があるのか、運営の重要性を解説しつつ、メディアECを上手に活用し、ECサイトの成長に大きな成果をもたらしている事例を紹介します。
「メディアEC」とは?
メディアECとは、簡単に説明すると「ECサイトとメディアを一体化させたWebサイト」のことを指します。 ECサイトを「商品を販売するだけの場」とするのではなく、購入者にとって役立つ情報や興味を引く独自性の高いコンテンツとあわせて発信することです。 たとえば、ECサイト上で商品の使い方やお役立ち情報が書かれたコラムなどを目にしたことはないでしょうか。 それらのコンテンツの多くは、商品に関連するキーワードを検索した結果、サイトにたどり着いた人に商品やECサイトを知ってもらい、そこでより魅力的な情報を伝え商品購入を促す、といった顧客獲得を目的としています。 また、1度購入した顧客に対して関連する悩みや関連商品の記事に回遊させることで、リピーター獲得やエンゲージメント向上につなげることを目的としています。 ■ メディアECの種類 メディアECの種類について触れていきましょう。一口にメディアECと言っても、さまざまな種類があります。 ・記事コンテンツを展開する「Webメディア」 ・SNS(Facebook、X(旧Twitter)、Instagram、TikTok) ・YouTube 記事コンテンツを展開するWebメディアとECサイトを一体化させる形式は多く見かけます。 しかし近年、Webにアクセスできるデバイスの多様化、SNSの普及により、消費者の行動が日々刻々と変化しており、X(旧Twitter)、Instagram、TikTok、YouTubeなどのSNSや動画プラットフォームとECサイトを連動し購入を促すサイトも増えています。それらも「メディアEC」と言えます。