コンテンツ+ECで売上を伸ばす「メディアEC」とは? メリット+成功事例を解説
記事コンテンツの大部分を、医師、管理栄養士、研究者(大学教授)などの専門家の監修を入れるなど信頼性のあるコンテンツを作っており、コンセプトのページでは記事コンテンツ作成に関わるスタッフや監修者の紹介もしています。 代表である河島さんにお話を伺いました。 ┌────────── 主要な記事コンテンツは管理栄養士さんに見ていただくようにしています。自分たちでも文献を探して正しい情報をお伝えするようにはしていますが、より権威性のある記事のほうが読み手は安心できると思っています。(かわしま屋 代表 河島酉里氏) └────────── 「誰がこのコンテンツを作ったのか」を明記することで信頼性や専門性を高める努力をしている点は、メディア運営をする人なら見習いたい姿勢です。
また、レシピコンテンツは印刷対応しているだけでなく、人数(何人分)を選ぶことで食材の量が自動計算されるなど、読者が次のアクションをしやすいような細かい配慮も。
■ (3) 幅広いチャネルでのコンテンツ展開
自社ECサイトのオウンドメディアにとどまらず、Facebook、X、Instagram、LINEなど幅広くSNSを活用しています。
たとえば動画をYouTubeで公開するだけでなく、関連記事内に埋め込むなど、テキストと動画、どちらでも読者にアプローチできる上手な見せ方をしています。
まとめ
今回は第一弾として、メディアECとは何か、重要性や事例を紹介しました。 メディアECの運営は、売上アップにつながるというメリットがある一方で、リソースがかかるため、運営自体が厳しく継続が難しい、効果が出るまで時間がかかるといったデメリットもあります。 しかし、長い時間をかけてメディアECに取り組み、独自性を築きファンを増やした結果、中長期的に店舗の売上向上につながると期待できるので、挑戦する価値はあると思っています。 次回もまたメディアECの事例を紹介していきます!