目立つ「パパ活気分で婚活」する女性の問題点、婚活市場で目立ち始めた「パパ活卒業女子」
言葉使いが汚い女性もいるそう。そばを子どもが走っていると、「あのガキ、うるさい!」なんて平気で言ってしまう。 一般常識に乏しく、金銭が絡まない恋愛というものがわからなくなっている。ましてや結婚して一緒に支え合って生活していくという覚悟もない。だからお見合いの席で、「私のエステ代はどこから出るの?」なんて言ってしまう。もちろん全員ではありませんが、パパ活から婚活に移行した女性にはこうした人が多くいます。
ちなみに、愛人を卒業して婚活を始める人もいます。愛人女性は、パパ活女性よりも常識はあります。というのも、愛人は1人の男性と一定期間、関係を築いていたから。 一方で、パパ活の場合はリピートすることは少ないと聞きます。関係性がその場、その場なんですね。だから、常識外れな行動もその場限り、会話力、コミュニケーション力も育たない。それで成り立ってきていたのです。 ■学費や生活費稼ぐためのパパ活も パパ活女性に対して厳しいことを述べてしまいましたが、パパ活が流行している背景を考えると、女性だけが悪いわけではありません。当初から遊ぶお金が目的でパパ活を始める女性もいますが、もともとは生活のためという女性もいます。
背景には日本の厳しい経済事情があります。貧困層が増加し、親が子どもの学費、生活費を払えないというケースが増えてきました。そのため自ら学費、生活費を稼ぐためにアルバイトを始めるのですが、時給1000円ちょっとでは毎日働いてもとうてい足りません。 昼間は授業があるし、休日は少しは友だちと遊びたいでしょう。短時間で効率よく稼ぐにはどうすればいいか⋯⋯そこでパパ活に足を踏み入れてしまう。なかには、高校生のうちから年齢をごまかしてパパ活を始めたというケースもあると聞いています。
パパ活は全部が全部、セックスが目的とは限りません。一緒に食事するだけの場合もあります。また、就職活動の一環として人脈づくりのためにパパ活をしている女子学生もいるようです。 ただ、若いうちに見返りがある関係が当たり前になってしまうと、見返りのない関係づくりがなかなかできなくなってしまう。また、最初は「パパ活は学生のうちだけ」と思っていても、贅沢な暮らしに慣れてしまい、一般企業でコツコツ働いてわずかな手取りを得ることがバカバカしくなってしまう。昼間は会社で働きながら、パパ活を続けるケースも多いようです。